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【眠れない時の対処法】医師から勧められた方法と偶然発見した方法(追記あり)

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私はうつ病になる以前から、とても寝つきが悪い体質でした。

 

子供のころ同じ部屋で寝ていた母親と弟がさっさと寝てしまうのを見て、「もう寝てるよ。1人で起きててもつまんないな」と、よく感じていたものです。

 

私が寝つきの悪さを自覚し始めて、かれこれ30年以上が経ってしまいました。

 

うつ病になってからは定期的に精神科へ通院し、睡眠導入剤と眠気の副作用が強い抗うつ薬を処方してもらっています。

 

そのおかげで現在は、全く眠れないということはなくなりましたが、必ずしも毎日十分な睡眠が取れているわけではありません。眠れたとしても短時間で目が覚めてしまうので、短い睡眠を2回に分けてとる形が主流となっています。

 

そんな中、薬を飲んでいないのに眠くなるという珍しい現象が起きたので、医師から勧められた意外な方法と一緒に、記録しておこうと思います。

 

 

眠れないのはやっぱり困る

「眠れないなら寝なきゃいいじゃん!」

「眠くならないなんて時間がたくさん使えて羨ましい!」

とか思われがちなのですが、そうでもないんですよね。

 

睡眠を取らなくても体調が良いのであれば、眠れなきゃ眠れないでいいじゃんと、開き直ることもできます。

 

ですが私の場合は、睡眠不足になると頭が重くなり、頭の重さが次第に頭痛へと変わっていきます。かなりひどい頭痛になることもあるので、精神科で頭痛薬も処方してもらっています。

 

あと眠れていないと集中力や気力などが低下するため、起きている時のパフォーマンスが著しく低下します。掃除や洗濯をしたり、ブログを書いたり読書をしたり、チャットレディという在宅ワークもしているのですが、それらに対するやる気や集中力が、眠れた時と眠れていない時とでは、かなり差がでます。

 

眠れていないと頭痛や倦怠感により、動くのも考えるのも億劫になってしまうのです。せめて読書くらいしようと本を開いても、頭が痛くてボーっとするため、内容があまり入ってきません。

 

そんなわけで引きこもりの私にとっても、睡眠はとても重要なのです。

 

 

睡眠導入剤無しで寝られた夜

私は現在、在宅でチャットレディというお仕事をしています。

このお仕事は一般的にはあまり良いイメージに捉えられていないようですが、アダルトを売りにせず真面目に取り組むと、紳士的でステータス高めの方とお話することができるので、ためになるお話や面白いお話をいろいろと聞くことができます。

 

□併せて読みたい

 

人間関係を築くのが苦手なくせに引きこもりによる孤独を感じていた私にとっては、お話してお金を貰えるというのは、とてもありがいことです。(この仕事をするにあたり会話力向上の本を図書館で10冊ほど読みました)

 

初めて1年以上が経ち、近ごろは常連のお客様ばかりとお話していたのですが、最近とても知的でお喋り好きなご新規様と、お話することができました。

 

そのお客様はIT関連の知識がとても豊富で、インターネット創世記の頃からパソコンを使っていたような方です。

 

「昔はネットの速度が遅いからこんなふうにチャットなんてできなかったんだよ」という話から始まり、どんどん話が広がっていきました。

 

自分でパソコンの基盤に部品をはんだ付けしたりして、自作でパソコンを作ったり、ソフトに関してもいろいろな物を試していて、その感想についていろいろと語ってくれたりもしました。

 

私は過去にパソコンの基盤を製造する工場で働いていたことがあるため、ある程度は話についていけたのですが、話がエスカレートしてくると、徐々に話を理解するのが難しくなってきました。

 

私は難しい話を聞いていると情報を処理しきれなくなるためか、頭の中がグルグル回り、めまいを起すことがあります。(医師からは軽度のパニック発作のようなものだと言われています)

 

そのかたと話し始めて1時間半くらいが経過した頃から、頭の中がグルグルし始めて、今にも倒れそうで、体を起こしているのが辛い状態になってきました。

 

ですが機嫌よくお話しているお客様に対して自分から切る事ができず、倒れちゃいけないと必死に持ちこたえて、2時間ちょっと頑張りました。

 

けれどもうこれ以上は体がもたないと判断し「だいぶ遅い時間ですけどそろそろ寝なくて大丈夫なんですか?」と尋ねてみました。

 

するとお客様が「あぁ~もうこんな時間になってたんだ?! そろそろ寝ることにするよ」と言ってくれたので、2時間ちょっとお話して、なんとか無事にお開きとなりました。

 

無事にお開きとなった直後、フラフラになりながらも歯磨きだけはして、その後すぐにベッドに倒れこみました。それからほどなくして眠ってしまったようで、気が付くとカーテンの隙間から、光が差し込んでいたのです。

 

なんとその日は、睡眠導入剤を飲むことなく、7時間も眠ることができたのです!!

 

ただただ寝て起きただけのことなので、普通の人からしたら全く大した事ではないですよね。しかし長年睡眠障害と悪戦苦闘してきた私にとって、薬を飲まずに眠れたことは、かなりの快挙なのです!!

 

眠っても3時間くらいで起きてしまい、そのあと寝付けなくなることもザラにあるので、薬を飲まずに眠れて、なおかつ7時間続けて眠れたことは、私にとってはとても嬉しい出来事でした。

 

 

医師から提案された眠れない時の対処法

体をヘトヘトに疲れさせれば眠れるのではないかと、とにかく歩いていた時期があり、毎日のように何時間も歩き続けたこともあります。ですがただ足に疲労感が残っただけで、眠たいという感覚が自然と訪れることはありませんでした。

 

体を動かすことも大切だとは思いますが、私の場合は体を疲労させるよりも、脳を疲労させる方が眠りを誘発しやすいのではないかと、今回の件で感じたのです。

 

そして今回の件があり思い出したのですが、通院している精神科の医師から、以前に眠れない時の対処法として、このような提案をされたことがあります。

 

つまらない本を読み続けると眠くなるかもしれません。

 

それを言われた時、「つまらない本は飽きてしまうので読み続けることができません」と私が言うと、「それでも我慢して読み続けてみてください」と言われました。

 

正直その時は、あんまりあてにならなさそうな提案だなと思ってしまい、つまらない本を読むとどうして眠くなるのか、その根拠を質問することはしませんでした。

 

なのでこの方法の根拠は定かではないのですが、つまらない本は内容を理解するのが難しかったり興味が持てなかったりするため、それでも無理やり読もうとすると、脳が疲労するのではないかと思うのです。

 

そうやって脳を疲労させることにより、眠気を誘発するのではないかと、私なりに思った次第です。

 

大変失礼ながら、つまらない本を読み続けるという提案をはなから信じていなかった私は、この方法を未だ試したことがありません。つまらない本を読み続ける時間が勿体なくも感じてしまい、すぐに読みたい本を読んでしまうと思うので、性格的にもこの方法を試す気にはなれませんでした。

 

ですが今ちょっとこの方法に信憑性を感じたので、次回の通院日に、なぜつまらない本を読み続けると眠くなるのかを、医師に問うてみたいと思います。

 

そしてその理由に納得できたなら、お金が勿体ないけど、思いっきりつまらなさそうな本を一冊買ってみようかな。それで自然と寝られたら安いもんだと自分に言い聞かせて!w

 

それでは今日はこのへんで。コノハでした。

 

 

追記・つまらない本を読むとなぜ眠くなるのか医師に問うてみた

上記に記した通り、「つまらない本を読むと眠くなる」という方法を、私は最初、全くといっていいほど信じていませんでした。

 

しかしその方法に少し信ぴょう性を感じたため、ある日の診察の時、「以前つまならい本を読むと眠くなると言っていましたが、それには根拠があるんですか?」と尋ねました。

 

すると医師は、「科学的根拠というほどではないけど、つまらない本をなんとなく読むことによって、副交感神経の働きを促してあげることができます。リラックスしたり休息状態に入るためには、副交感神経を優位にする必要があるため、つまらない本を読むのは効果的だと思ったのです」と、このように述べていました。

 

ただしこの『つまらない本を読む』という行為をするにあたり、重要なポイントがあります。

 

それは、本の内容を一生懸命理解しようとしないことです。

 

「つまらない本を読む」➡「興味がないからなかなか内容が入ってこない」➡「入ってこないから頑張って内容を理解しようとする」

 

このように「頑張って内容を理解しようとする」のは、正しいやり方ではありません。

 

内容なんて入ってこなくていいのです。書いてあることを覚えようとする必要もありません。

 

なんとなく文字を目で追い言葉を読むことで、悩みや嫌なことを思い出しにくい状況を作り、気持ちをリラックスさせるのが目的です。

 

眠れないととかく悩み事やその日あった嫌な事などを思い出してしまいがちなので、それを避けるために読書をするわけです。

 

だったら「興味のある本や面白い本でいいのでは?」と思いますよね。ですがそれだと読むことに夢中になってしまい、副交感神経ではなく、交感神経が活発になってしまいます。

 

眠るためには副交感神経を活発にする必要があるため、夢中になって読んでしまうことのない、つまらない本が丁度よいというわけです。

 

医師にこの話を聞いて、理屈としては理解できましたが、残念ながらこの方法、私にはあまり向いていませんでした。私の性格だと、つまらない本を読むのは3ページが限界でしたのでw

 

 

追記・医師から聞いた脳がシャットダウンすると眠くなるという説

Webライターの仕事をするようになってから、仕事中に眠くなることが増えました。

 

寝る時間になって寝ようとするとぜんぜん寝られないのに、仕事中にはなぜか眠くなってしまうのです。

 

その話を医師にしたところ、「苦手なことを無理やりやろうとすると、脳が拒否してシャットダウンすることがあります。脳がシャットダウンすると眠くなるので、そのせいかもしれません」と言われました。

 

この話を聞いた時、私の状態はまさにコレだなと思いました。

 

仕事中に眠くなるのは必ずといっていいほど書くのが困難な内容を書いているときで、思うように進まず、「もうやるのやだぁーー!!」となっている時だからです。

 

「もうやるのやだぁーー!!」となっていても、受けたからにはやらないわけにはいかないので、無理やりやろうとするのですが、どうにもこうにも眠くなってしまうのです。

 

きっとやるのが嫌で脳がシャットダウンしてしまい、眠くなっているのでしょう。

 

ってことは、寝る時間がきたら難しい案件に取り組み、脳をシャットダウンさせればいいということになるけど、計算してやろうとすると、変に気負ってしまって上手くいかないような気がする。何しろ私、不器用なんで。そしてデリケートなんでw

 

でも眠くなるきっかけを作る新たな説が聞けたことは、大きな収穫でした。いつかは抗うつ薬睡眠導入剤から、卒業したいですからね!

 

試行錯誤しつつ、いろいろと試してみます!

 

ちなみに私は、しばらく前からこのような物を試し始めました。

 

 睡眠導入剤も使いますが、少しでも減薬できたらいいなと思い、購入してみたのです。

 

睡眠導入剤のようにコレを飲むと入眠できるといった効果は感じませんが、「眠りの質」は上げてくれているような気がします。単なるプラシーボ効果かもしれませんが、当面の間は続けてみるつもりです。

 

ただしこういった物を服用する際には、病院で薬をもらっているかたの場合、必ず担当医に相談してくださいね。飲み合わせが悪いとおかしな副作用が出てしまったり、症状が悪化したりする危険性もあると思いますので。

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