2020年10月14日。3回目の挑戦で、Googleアドセンスに合格できました。やっとカーリーヘアのお姉さんが私のところにも来てくれて嬉しい!
合格の証拠として、合格通知のスクショを載せておきます。黄色いマーカーが引いてある部分のアドレスを見てもらうと、このブログのURLであることが確認できると思います。
「はてなブログとアドセンスは相性が悪い説」や「独自ドメインじゃないと合格は難しい説」を小耳に挟んでいたので、ちょっとやそっとじゃ合格できんのだろうなと、長期戦になることを覚悟していました。
にも関わらず案外サクっと合格できたのは、読んで下さる読者様や、合格のためのノウハウを、ブログにアップしてくださった先輩方のおかげです。本当にありがとうございます。
はてなブログとアドセンスの相性が悪いのは本当なようで、「サイトの利用停止または利用不可」という、訳のわからん理由で落とされるはてなブロガーさんがたくさんいます。
私が落とされた理由も2回ともコレでして、サイトは利用停止されてないし利用不可にもなってないのにと、この訳のわからない不合格理由に頭を悩ませました。
そんな中、合格した先輩方の情報をもとに対策を練り、なんとか3回目で合格できましたので、私がとった対策法などを書いていこうと思います。
- アドセンス合格のための必須条件
- 2回目のアドセンス審査へ出す時にやったこと
- 3回目のアドセンス審査へ出す時にやったこと
- アドセンス審査に合格した時のブログの状態
- 独自ドメインじゃなくてもアドセンスには合格できる!
- はてなブログのドメインor独自ドメインにするかは慎重に決めよう!
- 【はてなブログでアドセンス合格】まとめ!
アドセンス合格のための必須条件
アドセンス対策に関して検索すると、様々な情報が出てきます。人によって言っていることにバラつきがあるため、どれが正解なのか悩んでしまうこともあるでしょう。
私はアドセンス合格を目指すにあたり、合格者のブログをいくつも読みました。その中で皆さんが共通しておっしゃっていた項目が幾つかありますので、それらの項目について解説していきます。
①「お酒・タバコ・薬・アダルト・暴力的・特定の人を誹謗中傷」これらの内容はNG
「未成年者が見ても差し支えないか?」といった判断基準が、Googleにはあるようです。なので上記のような内容が記事内にあると、不合格になりやすいとのこと。
その他にもGoogleのポリシー違反となる内容がありますので、詳細を確認したいかたは以下のページをご覧になってみてください。
②アナリティクスとサーチコンソールに登録しサイトマップを送信する
Googleアナリティクスとは「Googleが提供するアクセス解析ツール」です。訪問者の人数やPV、どの検索エンジンから来たのかやどこのサイトから来たのか、よく読まれている記事はどれかなど、さまざまな情報を提供してくれます。
サイトマップとは、サイト全体の構成を網羅したページのことです。サイトマップは検索エンジンにサイト内容をわかりやすく伝える働きがあり、サイトマップを送信しておくことで、検索エンジンに自分のページを見つけてもらいやすくします。サイトマップは「Googleサーチコンソール」に登録することで送信できます。
アナリティクスとサーチコンソールに登録することで、自分のブログをGoogleに認識してもらいやすくなるとのことから、この2つのツールは使用するべきとの意見が有力です。
アナリティクスもサーチコンソールも登録自体は簡単で、すぐにできます。はてなブログのサイトマップについての情報は、こちらの記事でまとめましたので、気になるかたはご覧ください。
③プライバシーポリシー&お問い合わせフォームの設置
Googleアドセンスを利用するにあたり、プライバシーポリシーは必須です。アドセンスのヘルプページには、必須コンテンツとして、プライバシーポリシーが記載されています。
アドセンス広告はcookieを利用し、ユーザーのアクセス情報をもとにして広告を表示するため、ユーザーの個人情報を取得していることになります。またお問い合わせフォームを設置すれば、名前やメールアドレスを取得することにもなります。
これらの個人情報を不正に利用しないこと、正しく管理することを明記するために、プライバシーポリシーが必要となるのです。
AdSenseのヘルプページにはプライバシーポリシーに盛り込むべき内容が書かれていますが、読んでみてもイマイチ内容を把握できず、結局のところプライバシーポリシーはどうやって書けばいいのかと、悩む人は多いと思います。
ですが安心してください。検索するとプライバシーポリシーの雛形がたくさん出てくるので、それを自分流にアレンジして書けば大丈夫です。プライバシーポリシーを書くのと同時に、「免責事項」についても書いておきましょう。
免責事項はブログに広告を入れているなら、必ず記載しておかねばなりません。免責事項を記載しておかないと、掲載した広告から商品を買った人に苦情を言われた場合、困った事態になる恐れがありますので。
プライバシーポリシー・免責事項・お問い合わせフォームの設置の仕方について書いた記事がありますので、よかったらこちらもご覧ください。
④著作権の違反に気をつける
他のブログやサイトの文章をコピペしたり、スクショした画像をさも自分が撮ったかのようにして使うのは、著作権違反となります。
参考文書として他サイトの記事の一部を使いたい場合は、その文章を四角で囲むなり太字にするなりして、「引用」だとわかるようにしてください。加えて引用元のURLも明記しましょう。
スクショなど自分が撮った写真以外の画像を載せる場合は、画像の出典元を記載し、借りてきた画像であることを明確にしてください。ただし私はアドセンス合格までは、自分の撮った写真とフリー画像以外は、アップするのを控えていました。
「出典元を明記したとしてもGoogleさんに良い印象を持たれないかも?」と思ったからです。今では映画やドラマの紹介の際に、公式ページなどからスクショした画像を使うこともありますが、アドセンス合格前は念には念を入れて気をつけていました。
⑤ただの日記を書かない
最近はアドセンス審査の条件が以前に比べて厳しくなっているようで、以前なら単に日常を綴っただけの『ただの日記』でも合格できていたようですが、今はそのような内容ですと、合格は難しいようです。
文字数に関して最低でも1000文字は必要だと言われていますが、単に1000文字を超えていればOKではありません。何かしら読んだ人の役に立ったり、悩みを解決できたりするような情報を盛り込もうと、意識することが大切です。
読んでくれる人の役に立てるような内容にしようと心がけることは、アドセンス合格において非常に大切な要素です。
読者に有益な情報を届けるために内容を充実させれば、必然的に1000文字は超えるはずなので、最低でも1000文字は必要だと言われているのです。
2回目のアドセンス審査へ出す時にやったこと
2020年9月23日に1回目のアドセンス審査に出し、2020年9月28日に不合格通知が届きました。不合格の理由は『サイトの利用停止または利用不可』という理由です。(この不合格理由ははてなユーザーにしかでないと言われています)
この不合格理由が出てしまう原因は、はてなブログのサーバーにあるようでして、はてなブログとアドセンスの相性が悪いという説は、このことが根源になっていると思われます。
通常ならアドセンスの審査コードは一か所のみに貼ればいいのですが、はてなブログの場合は審査コードが一つだけだと上手く認識されないのではないかとのご意見を見つけまして、私は審査コードを4か所に貼り付けました。
本来の審査コードを貼りつける場所は『headに要素を追加』という部分です。
「設定」➡「詳細設定」をクリックすると出てくる画面を、下の方までスクロールさせると、『headに要素を追加』の項目が出てきます。そこの枠内にアドセンスの審査コードを貼ってください。
この時の注意点として、念のため審査を終えるまでは、アドセンス審査コード以外のものは、貼らないようにした方がよいとのことです。
そしてここ以外にも『ヘッダ』『サイドバー』『フッタ』の3か所にも、アドセンスコードを貼りつけました。
デザイン➡カスタマイズ(スパナのマークのとこ)をクリックすると以下のような画面になるので、『ヘッダ』『サイドバー』『フッタ』をそれぞれクリックしていきます。
クリックするとHTMLコードの貼り付けができる画面が出てくるので、私はそこにもアドセンスコードを貼りつけました。貼りつけたら忘れずに、『変更を保存する』をクリックしてください。
ただし『サイドバー』に貼る場合には、何かしらモジュールを追加しないとHTMLコードを貼れる場所がないので、貼る場所がないようでしたら、無理に貼る必要はないのかなと思います。
私の場合はモジュールの追加で『コツコツお小遣い稼ぎ』という項目を作ってあったので、その項目の『編集』をクリックし、アドセンスコードを貼りつけました。
こうして4か所にアドセンスコードを貼りつけ、2度目の審査へと提出。
不合格になってから次の審査へ出すまで2週間あけたほうが良いとの説もありますが、私はこのとき、落ちたその日に再審査へ出してしまいました。
3回目のアドセンス審査へ出す時にやったこと
2020年9月28日に2回目のアドセンス審査へだし、2020年10月6日に不合格通知が届きました。不合格の理由はまたもや『サイトの利用停止または利用不可』です。
この理由を受けて次に私がやったことは、4つ登録してあったサイトマップを、一つだけにしたことです。
サイトマップについての情報を検索したことがある人ならご存知だと思いますが、はてなブログのサイトマップとされているコードは4つあります。
おそらく時期によってサイトマップのコードが入れ替わるため、正解とするサイトマップが4つになっているのではないかと、個人的には推測しています。
多くのはてなブロガーさんは、「4つとも登録しておけばいい」とおっしゃっていたため私もそのようにしていましたが、サイトマップの内容を見る限りでは、現段階(2020年9月)のサイトマップは「sitemap.xml?page=1」が正解でした。「sitemap.xml?page=1」以外の3つのサイトマップには、内容があまり書かれていませんでしたので。
この事実にもとづき、「間違ったサイトマップを登録しているとグーグルさんに認識されにくくなるのでは?」と考えた私は、「sitemap.xml?page=1」だけを残し、他の3つのサイトマップは削除しました。
サイトマップの削除の仕方は、削除したいサイトマップにカーソルを合わせてクリックします。すると以下のような画面が出ます。
この画面の右上にある丸で囲った部分をクリックすると、「サイトマップの削除」という文字が出るので、それをクリックすれば削除できます。
ちなみに丸で囲った部分の左隣にある『サイトマップを開く』という箇所をクリックすると、サイトマップの内容を見られます。
そしてたった今、『サイトマップを開く』をクリックして内容を確認してみたところ、「sitemap.xml?page=1」のサイトマップの内容が、驚くべきことにスカスカになっていました。
以前確認したときは確かに最初の記事から最新の記事までが網羅されていたはずなのに、今確認したら10月分のやつしか載っていませんでした。
ということで、慌てて削除した3つのサイトマップも、改めて登録しておきました。
送信した日付を見てもらえればわかる通り、「sitemap.xml?page=1」以外の送信した日付は、2020年10月15日です。
毎日サイトマップの内容を確認しているわけではないので、いつから「sitemap.xml?page=1」の内容がスカスカになったのかは定かではありませんが、3回目のアドセンス審査へ出した段階では、サイトマップの登録は「sitemap.xml?page=1」の一つだけとなっていました。
こうしてサイトマップの登録を一つだけにして、2020年10月9日に、3度目のアドセンス審査へ出しました。アドセンスコードに関しては、前回と同じく4か所に貼り付けています。
アドセンス審査に合格した時のブログの状態
サイトマップの登録を一つだけにしたのが功を奏したのかどうかは定かではありませんが、2020年10月14日、3度目の挑戦でアドセンス審査に合格することができました。
皆さんの参考になるかはわかりませんが、3度目のアドセンス審査へ出したときのブログの状態を、いちおう記しておきます。
●2020年10月9日に3度目の審査へ出し2020年10月14日に合格
●ブログ開始時期➡2020年8月5日
●投稿記事数➡36記事
●記事の文字数➡少ない時で2500文字前後、多い時で8000文字前後
●10月のPV数➡アナリティクスの情報によると、10月1日から10月14日までのPV数は1907PV
●広告➡「もしもアフィリエイト」の商品リンクを記事内に「A8.net 」のバナー広告をサイドバーに使用
広告に関しては貼らないほうが良いというご意見も見受けられますが、記事の内容に関連した商品を紹介するぶんには、問題ないと思います。使ったことのない商品やサービスの広告を、やたらと貼りまくってしまうのはどうかと思いますが。
私は今回運よくアドセンス審査に合格できましたが、PV数はまだまだ少ないです。この程度のPV数でも合格できるので、PVの数はさほど重要ではないように感じました。
独自ドメインじゃなくてもアドセンスには合格できる!
アドセンスに関する情報の中に「独自ドメインでなければ合格できない」といったものがありますが、それは間違いです。2019年ごろからは、はてなやFC2などの無料ブログサービスのドメインで、アドセンスに合格する人も増えていますので。
無料ブログサービスで合格すれば費用がかからなかったりドメインパワーが強かったりなどのメリットがありますが、その一方でデメリットもあります。
独自ドメインを取得していないと、万が一利用しているブログサービスが終了となった場合、ブログを続けられなくなります。
なので独自ドメインを取得してからアドセンス審査に臨むのが理想だとは思いますが、ドメインパワーが低いと上位表示させるのは難しく、それにより収益が発生しづらくなるので、ブログの維持費すら稼げないといった事態になることが珍しくありません。
独自ドメインを取得するとなればブログサービスの有料プランか、もしくはWordプレスに移行しなければなりませんので、ブログを続けるにあたり費用がかかります。
無料ブログサービスの利用・独自ドメインを取得、それぞれにメリット・デメリットがありますので、アドセンスに出す前に、どちらで審査に臨むかじっくり検討する必要があるでしょう。
私は無料プランでアドセンスに合格し、有料プランの費用が捻出できるだけのPVが確実に取れるようになってから、はてなドメインのまま有料プランに移るつもりです。要するに今後も、このブログで独自ドメインは取得しないということです。(有料プランに移るのは、はてなが出している広告を消すためです)
はてなブログのドメインor独自ドメインにするかは慎重に決めよう!
私のように無料プランでアドセンス審査に合格してから有料プランに移ることは、とても合理的な方法のように感じると思いますが、独自ドメインを取ると決めているならば、はてなドメインで審査に出すのはデメリットとなり得ます。
なぜ独自ドメインを取る場合、はてなドメインでアドセンス審査に合格することがデメリットなのかというと、独自ドメインにすることによりURLが変わるからです。URLが変わるため、改めてアドセンス審査を受けることになります。
取得した独自ドメインで再びアドセンス審査に出すこと自体は問題ありません。ですが無料版でアドセンス審査に合格した直後に独自ドメインを取得し審査に出すと、不合格になる可能性が高いのです。
不合格になる可能性が高いとする理由は、アドセンス審査に合格した直後、同じ内容のブログを別のドメインに移行してすんなり合格するようであれば、それを繰り返すことで、アドセンス収益可能なドメインを幾つも作れてしまうからです。
Googleとしては同じ内容のブログで、アドセンス収益可能なドメインを量産されてしまうのは不本意なはず。ですから無料版で合格したブログを独自ドメインにしてすぐに審査に出しても、不合格になる確率が高いとされているのです。
こういった事情も考慮し、ブログサービスのドメインのまま審査に出すか、独自ドメインで出すかは、じっくり考えてくださいね。
以前に書いたこちらの記事で、独自ドメインを取ることと、はてなドメインのままにすることの考察を書きましたので、興味のある方はご覧になってみてください。
【はてなブログでアドセンス合格】まとめ!
私は有料版に移っても独自ドメインは取得せず、はてなドメインのままやっていく気持ちが強いので、無料版で合格してから有料版へ移るほうが、無駄な出費を減らせると考え、無料版で審査に出しました。
無料版でも機能的には十分だと感じますが、有料版にしないとはてな運営が出す広告が消せないため、自身のアドセンス広告を貼るスペースがあまりないのですよね。広告を貼るベストポジションをはてなに取られちゃってるんで。
ブログの収益化というとWordプレスでの運営を考える人も多いかと思いますが、ブログで収益を上げるのは想像以上に大変です。1年続く人はわずか10%ほどだと言われているくらい、ブログの収益化に挫折する人は多いのです。
ですからテーマ代やサーバー維持費がかかってしまうWordプレスという選択だけではなく、はてなブログという選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。(無料テーマを使えばWordプレスでもテーマ費用はかかりません)
以下のことを意識して、はてなブログをはじめとする無料ブログサービスで、アドセンス合格を目指してみてはいかがでしょうか!
①「お酒・タバコ・薬・アダルト・暴力的・特定の人を誹謗中傷」これらの内容はNG
②アナリティクスとサーチコンソールに登録しサイトマップを送信する
③プライバシーポリシー&お問い合わせフォームを設置する
④著作権の違反に気をつける
⑤ただの日記を書かない
なかか合格できないと気持ちが折れてしまいがちですが、はてなドメインで雑記ブログの私でも合格できましたので、諦めずに挑戦を続けていれば、きっと皆さんのところにもカーリヘアのお姉さんがやって来ると思います!
それでは今日はこのへんで。コノハでした。