昨年の春、長年のガラケー生活にピリオドを打ち、私もようやくスマホを持つことに決めました。もう10年も使っていたためガラケーにガタがきていたのと、格安スマホの出現により、安価な料金でスマホが持てるようになったことで、私もスマホにしようと思い立ったのです。
「引きこもりなんだからスマホいらなくね?」とか思われたかもしれませんが、たまーにしか外出しないものの、出かける時は必ず車です。もし事故を起こしてしまったり具合が悪くなったりした時のために、すぐに連絡が取れるよう携帯は持っておかないと心配なんですよね。今のご時世、公衆電話は消えつつありますから。
そんなわけでスマホを持つことにした私は、数ある格安スマホの中から、『楽天モバイル』を選びました。
楽天モバイルにした理由は、楽天モバイルを使っていると、楽天市場で買い物をした時のポイントが2倍になるからです。それに加えてよく使うショッピングモールに楽天モバイルのブースが入っていたので、申込み手続きをするにあたり便利だったからです。
上記の理由により楽天モバイルを選んだ私ですが、店員の間違った説明により、当初の予定とは違うプランを契約させられてしまいました。
今回は注意喚起の意味も込めて、その時の状況をお話していこうと思います。
- 平然と間違った説明をする店員
- 3年間使わないと解約金が発生するのでは??
- 発生しないと聞いていた解約金が発生している!?
- 楽天モバイル1年間無料キャンペーン始まる!
- これからは店舗ではなくオンラインショップで契約するべし!
- 追記(2020/12/10)
平然と間違った説明をする店員
現在の楽天モバイルには『Rakuten UN-LIMIT』というプランしかありませんが、自社回線に移行する前は、ドコモとau回線を使った、『スーパー放題』と『組み合わせプラン』なるものが存在していました。
スーパー放題は、必要なギガ数+10分かけ放題がついているプランです。
選んだギガ数に応じて料金が変わります。
組み合わせプランは、『通話SIM』『データSIM(SMSあり)』『データSIM(SMSなし)』の中からSIMのタイプと、必要なギガ数を選ぶプランです。
こちらも選んだギガ数に応じて料金が変わります。
当時スーパー放題は、3年縛りで入ると最初の2年間は、1500円の割引が適用されていました。
『スーパー放題S』という1番安い2GBのプランだと、最初の2年間が1480円で、3年目以降が2980円となります。
最初の2年間は1480円と確かに安いのですが、3年目以降は2980円となるため、10分かけ放題が必要ない私にとっては、このプランは最適とはいえません。
私はかけ放題が付いていない『組み合わせプラン』の中から、『通話SIMの3.1GBプラン』を希望しました。このプランは1600円です。
最初の2年間はスーパー放題Sの1480円よりもちょっとだけ高くはなりますが、3年目から2980円になってしまうプランではなく、ずっと1600円で使い続けられるプランに、私はしたかったのです。
その旨を店員に伝えたところ、「スーパー放題Sを契約して、2年経ったら組み合わせプランに移行すればいいですよ!」と言われたのです。
3年間使わないと解約金が発生するのでは??
「スーパー放題Sを契約して、2年経ったら組み合わせプランに移行すればいいですよ!」と言われた私には、ある疑問が浮かびました。
スーパー放題は3年間使う約束で入るからこそ、最初の2年間が1500円引きになるわけです。なのに2年しか使わずに組み合わせプランに移行したら、解約金が発生するのではないかという、誰しもが浮かぶであろう当たり前すぎる疑問です。
この疑問を店員に問うてみたところ、「ただプランを変更するだけで楽天モバイルの契約自体を解約するわけではないので、解約金の対象にはならないですよ!」と言われました。
これを聞いて私は、「2年間1480円で使い、料金が上がる3年目から移行すればいいならお得だな~」と、ちょっと心が動きました。
ただ移行手続をしに来るのが面倒だなという気持ちがあったためその事を伝えると、「メンバーズステーションから自分でプラン変更することができるので、来店は不要ですよ」と言われました。
「自宅のパソコンからでもプラン変更できるんですか?」と再度確認した私に対して、「ええ、メンバーズステーションから簡単にできますよ! ですからスーパー放題を契約したほうが絶対にお得ですよ!」と、満面の笑みで力強くスーパー放題を推してきやがりましたw
「このてのグイグイ来る人苦手だな~ なんか具合悪くなってきたな~」と、ちょっと疲れを感じつつも、でも確かに悪い話ではないなと感じたので、スーパー放題Sを契約することにしました。
こうしてスーパー放題Sを契約した私はスマホを受け取り、無事に契約が済んだ安堵感に浸りながら、家路へと着いたのであります。
発生しないと聞いていた解約金が発生している!?
私は今回契約しに行くにあたり、楽天モバイルのショップ対応の評価が知りたかったため、事前に県内にある店舗の口コミや評価を(グーグルマップの評価)、チェックしてから出向きました。
それらの口コミの中では悪い評判が目立っていたのですが、良い口コミもそれなりにあったため、「やっぱりこういった事は、その時にどの店員が対応してくれるかによるよね。 店員のアタリ・ハズレはあるもんな~」と自分に言い聞かせ、ショップに赴く勇気をふり絞っていました。
引きこもりの私にとって、こういった契約の際に知らない人と話しをしなければならないことは、けっこう勇気のいることなのです!w
今回の契約を担当した人は、グイグイおしてくる苦手な部類の人ではありましたが、無愛想さや雑な感じはしなかったため、悪い印象ではありませんでした。
「そんなに悪い人じゃなくてよかったな~」と思っていたのですが、それから一週間ほどしたある日、事件は起こります。
スーパー放題から組み合わせプランへの変更の仕方を確認しておこうと思い、メンバーズステーションにログインして、プラン変更のページを開きました。そしてそこに書かれていた内容を目にした私は、思いもよらぬ内容が書かれていたことに驚き、しばしの間、固まりました。
プラン変更のページに書かれていた内容を要約すると、こんな感じです。
◎スーパー放題から組み合わせプランへの変更の場合は、最低利用年数に達していない場合、9800円の解約金が発生します
これを見た時、マジで固まりましたよ。
店員さんは2年使って3年目から移行しても解約金は発生しないと言っていたのに、メンバーズステーションには、最低利用年数(3年)は使わないと解約金が発生すると書いてあるのです。
なにこれ??
おかしいよね??
私、騙されたのかな・・・。
などの思いがが錯綜して、悲しいやら腹立たしいやらでしばしの間固まっておりましたが、気を取り直して楽天モバイルの公式ページから、チャットで質問してみることにしました。
チャットのオペレーターさんに
●スーパー放題Sを3年縛りで契約したこと
●契約の時に2年使って組み合わせプランへ移行しても解約金は発生しないと言われたこと
●メンバーズステーションのプラン変更ページには、スーパー放題から組み合わせプランへ移行するにあたり、最低利用年数を満たしていない場合は解約金が発生すると書かれていること
●ショップでの説明とメンバーズステーションに書いてあることが食い違っていて混乱していること
これらの内容を伝えました。
そうしたところオペレーターさんからは、非常に残念な回答が帰ってきました。
「スーパー放題を3年契約で入っておられますので、3年未満で組み合わせプランに移行されますと解約金が発生します」
ガーーーンやられた。騙された。
もともと騙すつもりで嘘をついたのか、それともただ単に知識不足なだけだったのか。後者ならまだしも、前者だったとしたらひどすぎるよね。
『楽天』という有名企業の看板を背負って仕事をしている人でも、嘘をついたり騙したりしてまで契約を取ろうとする人もいる。世の中薄汚れていて怖いなと感じました。
チャットのオペレーターさんは「店頭での説明に間違いがあったようで申し訳ございません」と謝ってくれたけど、何か解決策を提示してくれるわけではなかったので、これ以上はどうすることもできないのかと、落胆しました。
仮に騙すつもりではなく単に知識不足なだけだったとしても、こういった解約金に直結するような知識不足は、店員としてあるまじき行為だと思います。
これまで他の携帯キャリアを使ってきまして、ちょっとした不手際があったこともありましたが、ここまであからさまに間違った情報を提示されたのは、楽天モバイルが初めてです。
楽天モバイルの不祥事は度々ネットニュースにもなっていましたし、店員の指導も含めて、まだまだレベルが低いのではないかと、感じずにはいられません。
楽天モバイル1年間無料キャンペーン始まる!
スーパー放題の3年目からの料金は1ヶ月2980円
組み合わせプラン3.1GBの料金は1ヶ月1600円
よって
2980円×12ヶ月で35760円
1600円×12ヶ月で19200円
となります。
このようにスーパー放題を使い続けることで、1年間に「16560円」の無駄な出費となってしまうわけです。16560円から解約金の9800円を引いたとしても、6760円のプラスになるため、解約金を払ってでも組み合わせプランへ移ろうかと考えたりもしました。
ただその時点で結論を出さずとも、2年間の割引期間が終わりに近づいた時にどうするか決めればいいと思い、結論は先送りにしていました。
こうして結論を先送りにしていたところ、なんと楽天モバイルが、1年間無料のキャンペーンを始めたのです。
楽天モバイルが自社回線プランとして発表した、『Rakuten UN-LIMIT』
このプランへ移行するぶんには、最低利用年数をクリアしていなくても解約金はとられず、なおかつ1年間無料で使うことができます。しかも『Rakuten UN-LIMIT』は、解約金なしでいつでも解約可能となっています。
これに乗り換えればただで1年間使えて、1年経つちょっと前に他の格安スマホに乗り換えれば万事解決じゃん! という結論に至り、『スーパー放題S』から『Rakuten UN-LIMIT 』への変更を決めたのでした。
できれば1480円で使えるギリギリの期限まで使い、それから『Rakuten UN-LIMIT 』へ乗り換えたかったのですが、1年間無料のキャンペーンがいつまで続くかわからないため、このタイミングで乗り換えることに決めました。
『Rakuten UN-LIMIT 1年間無料キャンペーン』が始まってかれこれ1年以上経過するので、そろそろ終わっちゃうかもしれないなと思い、今年中には乗り換えようと思った次第です。
ちなみに楽天モバイルは、今後プランを増やす予定はないそうです。
『Rakuten UN-LIMIT 』は2980円で通話もデータも使い放題という、ヘビーユーザーにとってはお得な内容となっていますが、私のようにかけ放題いらない・データ容量1GBで十分という人にとっては、決してお得とはいえません。
OCNモバイルの通話SIM・1GBプランへ乗り換えれば、1ヶ月1298円(税込)で済みますからね。私は1年経つちょっと前に、OCNモバイルへ乗り換えるつもりです。
楽天モバイルとOCNモバイルのリンクを貼っておきますので、気になる方は料金など見比べてみてください。
これからは店舗ではなくオンラインショップで契約するべし!
楽天モバイルのショップ店員に間違った説明をされて、危うく無駄な出費が発生しそうになりましたが、良きタイミングで『Rakuten UN-LIMIT 』のキャンペーンが始まってくれたので、難を逃れることができました。
やったね!!!
今回の件で私は、「ショップ店員の説明が必ずしも正しいとは限らない」ということを学びました。
仮に私が「オマエに聞いていた話と違うじゃねーかよ。どーしてくれんだよ!!」と乗り込める性格だったとしても、言った・言わないの水掛け論になる可能性は十分あり得ます。
そうならないために、事前に公式ページのチャットで気になる点は質問しておき、その解答をスクショしておく必要があると感じました。そうすれば証拠が残るので、相手が間違っていたら堂々と間違いを指摘し、適切な対応を求めることができます。
あと自分の中での心境の変化として、店頭で申し込むよりもこれからはオンラインでやろうと決めました。自分でやるのは難しいかなと感じて、これまではオンラインの申込みに対して抵抗があったのですが、店頭だと店員のアタリ・ハズレによっては、嫌な思いをすることもありますからね。
これを機に、オンラインでやれるようになろうと決めました!!
そんなわけでスーパー放題からRakuten UN-LIMITへの移行手続きは、オンラインで申込みをしました。そして数日前に新しいSIMカードが届き、無事に設定作業を完了することができました。思っていたよりも簡単で、特に難しいことはなかったです。
変更手続きや移行してみての感想などは、次回のブログで書いていこうと思います。
それにしてもホント、Rakuten UN-LIMITのキャンペーンが始まってくれてよかった~。きっとまだ神様は、私のことを見放していないに違いない!(そう思って喜んでおくw)
それでは今日はこのへんで。コノハでした。
追記(2020/12/10)
本文中に『ちなみに楽天モバイルは、今後プランを増やす予定はないそうです』と書きましたが、最近得た情報によるとどうやら楽天モバイルは、3~5ギガ程度の低用量プランを検討している模様です。
検討しているとする根拠は、ユーザーへのアンケートで『3ギガや5ギガのプランが提供されると想定した際の、妥当な料金を具体的に尋ねてきている』ことです。
ドコモが同価格帯である2980円で、新プラン『ahamo』を出してきたことにより、楽天モバイルが窮地に立たされるとの報道もあるので、今後はヘビーユーザーだけでなく、ライトユーザーも拾い上げていく方向に、軌道修正を考えているのかもしれません。