「会話をするのが苦手」「すぐに無言の間が訪れてしまって気まずい」など、会話に関する悩みを持っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
かつての私もそうでした。
長年いじめに遭っていたことで人が苦手でしたし、働くようになってからも人間関係に何度もつまずき、その結果、引きこもりとしての人生を歩んでいます。そんなコミュ力低めの私が、今は『人と話しをすること』で、お金を稼ぐことができています。
会話を弾ませようと一生懸命に自分語りをする人がいますが、会話を弾ませるコツを端的にいうならば、自分ばかりが話そうとしないことです。
この記事では実践しやすい簡単な方法で、誰でも会話のラリーが続くコツをご紹介しますので、会話に苦手意識があるかたは、よかったら参考にしてください。
- 相手を巻き込むことで会話が弾む
- 1.会話の中で相手の名前を呼ぼう
- 2.相手が気持ちよく答えられる質問をしよう
- 3.相手の話した内容をから話題を広げてみよう
- 4.相手の経験を聞き出そう
- 会話上手になるコツ!まとめ
相手を巻き込むことで会話が弾む
例えば合コンやデートの時など、会話が続かずやたらと沈黙がおとずれてしまうことってありませんか?
話しかけても数回ラリーが続いてまた沈黙・・・みたいな状況、嫌ですよね。会話が続かずやたらと沈黙になってしまう状況では気まずさを感じますし、何より楽しくありません。
会話が弾まない大きな要因として、一方的なコミュケーションをとってしまっている可能性が挙げられます。
なんとか話を盛り上げたい! 自分の考えをわかってもらいたい! 珍しい経験をしたからぜひ聞いてもらいたい! などの思いが先走り、とかく自分語りばかりをしていないでしょうか。
ベラベラと自分がたくさんしゃべることで、一見場が盛り上がっているように感じるかもしれませんが、会話の大半が自分語りになっている人は、「話していてつまらない人」だと、相手から思われている可能性が高いです。
それゆえ相手からの反応が乏しくなり、会話のラリーが続かなくなるのです。
自分語りを喜んで聞いてくれるのは、クラブやキャバクラやライブチャットなどの、お金を払ってしゃべる場所。もしくは語っている内容に、相手が求める有益な情報が詰め込まれている場合のみです。
多くの人は、自分ばかりがずっと聞き役をさせられることをあまり好みません。
「相手がなかなか話にのってこない」「相手がつまらなさそうにしている」となってしまうのは、会話に相手を巻き込めていないことが原因です。
相手を会話に巻き込むこと。これを意識して会話をするだけで、途切れることなく会話が続くようになります。事実コミュ障だった私が、2時間以上は余裕で会話が続くようになりましたから。(お客様のお人柄に助けられている部分もありますが)
チャットレディという仕事をし、人と話すことでお金を得ている私が、会話をするとき心がけている『相手を会話に巻き込むための簡単な方法』を、ここからは具体的にご紹介していきます。
1.会話の中で相手の名前を呼ぼう
名前を呼ばれると、相手との距離がなんとなく縮まった気がしませんか?
単純に「名前覚えてくれたんだ!」と嬉しい気持ちにもなると思います。
自分の名前を会話の中にちょくちょくだしてもらえると、自分へ向けて話をしてくれている感が増すため、「この人の話をちゃんと聞こう!」という気持ちになりやすいのです。
さらに、「自分に好意や興味を持ってくれる人を無下にできない」といった心理を働かせるためにも、名前を呼ぶのは効果的です。
以下に例を2つ挙げておきます
●相手に共感する場合
単に「おっしゃる通りですね」というのではなく、「そうなんですよ鈴木さん、私も鈴木さんと全く同じこと思ってました!」と言ってみる。
●質問を投げかける場合
「この間のトランプさんの〇〇発言についてどう思いますか?」などと質問を投げかける時にも「この間のトランプさんの〇〇発言について、鈴木さんはどう思いますか?」というようにする。
名前を呼ばなくても会話は成り立ちますが、名前を呼ぶことで親近感が高まり、距離感が縮まっていくのです。
2.相手が気持ちよく答えられる質問をしよう
初対面や、初対面ではないもののまだあまり打ち解けてはいない段階で、踏み込んだ質問やネガティブな話題をふるのはやめましょう。
最初の段階ではまず、「話しやすい人だな」と思ってもらう必要があるのです。
そのためには「コロナ不況でお給料減りませんでしたか?」や「年を取るとあちこちガタがきませんか?」といった暗い話題ではなく、「何かハマっていることとかありますか?」や「髪の毛綺麗ですね!どこのシャンプー使ってるんですか?」など、応えるのが楽しくなりそうな質問をするほうがよいです。
誰しも自分のこだわっていることや、関心を寄せているものについて話すのは、楽しいと感じるものですから。
肌の綺麗な人になら、「どんなお手入れしてるんですか?」や「やっぱり化粧品とかこだわりがあるんですか?」などと聞いてみるのもいいと思います。
細身の人になら、「太らない秘訣を教えてください!」や「スリムで羨ましいです! 普段の食生活ってどんな感じですか?」などと聞いてみるのもいいでしょう。
相手を観察し相手の長所を見つけて、それに関する質問をするのがお勧めです。褒められて嫌な気分になる人は、まずいないはずですから。
ちなみに私はチャットのとき、顔や声を出してお話されるお客様には、初対面のときでも必ず何かしら、相手のことを褒めるようにしています。
最初の5分くらいで相手の褒めポイントを即座に見つけて(何かしらひねり出す)、そこを褒めるところから会話を膨らませていくと、お客様が機嫌よく話にのってくれることが多いです。
3.相手の話した内容をから話題を広げてみよう
会話をしている最中、ある話題がひと段落して、ふと間があくことがありますよね。そのようなとき、「そうそうこの前ね、〇〇へ旅行に行ってきたんだけど」と、自分の話題を提供するもいいのですが、できれば相手が話していた内容から話題を膨らませていけると、相手を巻き込み飽きさせない会話になります。
例えば相手がスマホやパソコンに詳しい人で、最近買い換えたスマホについての話をしていたとします。
そのスマホの話がひと段落した時に、「ところで最初に使ったスマホはどこのメーカーだったの?」といった具合に、相手の話した話題に関連した質問を投げかけると、その後の会話も弾んでいく確率は高いです。
何度か会ったことがある人なら、「そういえばこの前〇〇さんが好きって言ってたワンオクの曲きいてみたよ~」とか、相手の話していたことを覚えておき、それに対する何かしらの返しをしてみるのも、非常にお勧めです。
このように相手が話した内容から話を広げることで、『話をしっかりと受け止め意見を尊重してくれる人』という、好印象を与えることができます。
ほとんどの人は自分のことを分かってくれる人、理解しようとしてくれる人に対して好意を持ちますから、相手の話題に寄り添うことで好感度が増し、それによりこちらの話も聞いてもらいやすくなるのです。
まずは自分から、率先して聞き役に徹してみてください。
4.相手の経験を聞き出そう
「家には8歳の娘と5歳の息子がいるんですが、8歳の娘が母親の化粧品に興味を持ち始めて、やたらと口紅や頬紅を塗りたがるんですよ~。この間も妻が化粧をしている最中に自分にもしてと娘がせがんで・・・」といった具合に、長々と他人の子供の話を聞かされることを好む人は、ぶっちゃけそう多くはありません。
さんざん話を聞かされたあと、「写真見ます?」とか言われて、次から次へと写真を見せらてしまうと、それこそもう「勘弁してくれ」と言いたい心境に陥る人は、少なくないように思います。
ただでさえ長々と聞き役をさせられるのはつまらないというのに、それが全く興味の持てない話題だったとしたら、相手のテンションは次第に落ちていきます。
子供の話以外にも、「今海外との大きなプロジェクトを任されていて」とか、「〇〇の料理は絶品だったよ~。あそこの店はスパイスにこだわっていて」とか、ついつい長々と自分話をしてしまうことってありませんか。
これだと話している方は楽しいかもしれませんが、相手に聞き役ばかりをさせるのは、会話の仕方としては好ましくありません。仮に話の内容が相手との共通の話題だったとしても、自分ばかりがしゃべるのは控えましょう。
自分のことを話して話題を提供するのはいいことなのですが、自分のことを話すのと同時に、相手のことを聞き出しながら、相手を会話に巻き込んでください。
上記の子供の話の例でいうと、「家には8歳の娘と5歳の息子がいるんですが、8歳の娘が母親の化粧品に興味を持ち始めて、やたらと口紅や頬紅を塗りたがるんですよ~。最近の子供はませてますよね。鈴木さんのところのお子さんはどうですか?」といった具合に、自分のことを少し話したら、会話のバトンを相手に渡してあげてください。
お互いにバトンを渡し合うことで一体感が産まれ、一体感の中で会話を進めていくことで、親近感を感じるようになるのです。
会話上手になるコツ!まとめ
上記に記した4つの方法は、一方的なコミュニケーションを取ってしまいがちな人にとっては特に有効なテクニックですが、相手に頼りっぱなしで会話に入っていけないという人も、できることからぜひ取り入れてみてください。
相手の名前を呼んだり、相手が答えやすい質問をしたりする程度ならば、取り入れるハードルは低いはず。
『たかが会話』と思われるかもしれませんし、実際私もチャットレディの仕事を始めるまでは、会話というものに対してそこまで真剣に向き合ったことはありませんせした。
ただこの仕事をしてみて、「中身のある有意義な会話」や「テンポよく楽しく話し続けられる会話」などを、普段から当たり前のようにできている人は、実はそんなに多くはないと実感しています。
自分の周りに満足できる話し相手が少ないからこそ、高い料金を払ってまでお話しに来てくれる人がいて、私達のような仕事が成立するのだと思うようになりました。
ですから「この人と話していると楽しいな!」と思われるようになれば、周りに人が集まってきます。そして自分の周りに人が集まれば、それだけチャンスに恵まれる機会は増えることでしょう。
1.会話の中で相手の名前を呼ぼう
2.相手が気持ちよく答えられる質問をしよう
3.相手の話した内容から話題を広げてみよう
4.相手の経験を聞き出そう
これらのことを実践して、ぜひ会話上手な人を目指してみてください。モテナイ人生よりも、モテル人生のほうが絶対に楽しいはずですから!
そして最後にちょっと宣伝になっちゃいますが、もし自分の笑顔と会話をお金に変えてみたいと思う人がいたら、ちょっとだけ勇気を出して、ノンアダルトのライブチャットの世界を覗いてみませんか。
在宅でできるチャットレディのお仕事について、詳しくまとめた記事がありますので、この仕事に興味があるかたは、よかったら目を通してみてください。
あなたにとって、人生最大のモテ期が訪れるかもしれませんよ!
それでは今日はこのへんで。コノハでした。