母親が総合病院で心臓の検査をすることになった件についての記事を、12月2日に投稿しました。
その後12月7日に某総合病院へ行き、検査と診察を受けてきました。
そして次の日、何気なくネットニュースをチェックしていた私の目に、非常にショッキングなニュースが飛び込んできました。
なんと私と母が行った病院の職員が、コロナウイルスに感染していたのです。しかもその職員のコロナ感染が判明したのは、12月5日です。
私と母が病院を訪れたのが12月7日ですから、職員のコロナ感染が発覚した直後に、その病院を訪れてしまったことになります。
まさか職員の中からコロナ感染者が出ていたとは知らずに病院を訪れてしまい、今とても後悔していると共に、その病院のコロナ対策ついて不信感が募っています。今回は不信感の原因となった出来事について、書いていこうと思います。
職員のコロナ感染発覚後の病院からのコメント
職員の感染が発覚した病院から、12月6日と7日に、ホームページ上でコメントが出されています。
感染経路は不明であり、市中感染と院内感染の両方が考えられます。このため、接触の可能性のあった患者様全員と職員○○人の検査を実施し、すべて陰性と確認しました。(病院の特定を避けるため明確な人数を記載するのは避けています)
本日12月6日時点で検査が実施できていない数名の職員につきましても、一両日中に結果が判明いたしますので、結果がわかり次第、随時公表していきます。
この結果を受け、当院は通常通り診療を継続いたします。
新型コロナ感染の蔓延を受けて、当院は今後も感染予防に対して万全の配慮をしてまいります。
この結果を受け、当院は通常通りの診療を継続することといたします。今後も感染予防と対策を徹底してまいります。
病院のコメントには、「接触の可能性のあった患者様全員と職員の検査を実施した」とありますので、このコメントを読む限りでは、接触の可能性がないと判断された職員の検査は、していないと受け取ることもできます。
しかしながら接触の可能性があるかないかを的確に判断できたのかという疑問を、私は感じました。接触の可能性がないとされている人でも、接触した自覚がないだけで、実はどこかしらで接触していたかもしれないし、直接ではなくとも、エレベーターのボタンやドアノブなどを通じて、間接的な接触はあったかもしれません。
ゆえに接触の可能性がある職員だけではなく全ての職員の検査を実施し、全員の陰性が明らかになってから、新規の患者は受け入れるべきだったのではないかと、個人的には思いました。
どうしてもその日に受診したいなど、緊急性がある患者は受け入れるべきだと思いますが、どうしてもその日にその病院じゃなきゃダメだという人ばかりではありません。
病院の入り口にでも、院内感染があったことについての説明を、張り紙などでしておいてくれたら、それを見て受診するかどうかを患者が決めることができます。
そういった配慮がなかったことを、非常に残念に思いました。
母の場合は急を要するような様態ではありません。職員からコロナ感染者が出たことを知らせる張り紙などを入口付近にしてくれてあったとしたら、少なくとも私は、感染者が出た直後の病院へ、母を連れていくことはしませんでした。
入口で体温チェックをしていないことに不信感
病院の入り口には男性が1人立ってはいましたが、「外来診察ですか?」と聞いてきただけで、体温チェックはしてきませんでした。しかもかなり気だるい様子で聞いてこられたので、病院へ到着して早々に、嫌な気持ちになってしまいました。
サーモグラフィーカメラのようなものが置いてはありましたが、ああいったものはカメラの前に3秒くらいは立っていないと体温を検知できませんし、見張っている人がいないため、カメラの前を通ることなく病院内へ入ることもできる状態でした。
「外来診察ですか?」と気だるそうに聞くだけじゃなくて、皆がきちんとカメラの前に立ち、体温チェックに合格してから入るよう、見張りの役割をもするべきではないでしょうか。
コロナが流行してからは、病院だけではなく、美容院や飲食店などでも、入店前に体温チェックをしているところは多々あります。
それなのに2日前に感染者を出した病院が、入り口での体温チェックを徹底していないことに、強い不安と驚きを感じました。
私が通っている精神科では毎回必ず体温チェックはされますし、前回の記事に書いた脳外科へ行った際にも、体温チェックはされました。病院での体温チェックって、もはや当たり前ですよね。こんな当たり前のことすらやっていない病院があるのかと、入り口を通った時点で不信感を覚えたのです。
総合案内や受付窓口にアクリル板やビニールシートが張っていないことに不信感
コロナが流行してからは、レジや各種受付など至る所で、アクリル板が置かれたりビニールシートが張られたりしていますよね。
にも関わらずこの病院、総合案内にも新患受付窓口にもお会計窓口にも、アクリル板やビニールシートの類は一切ありませんでした。
その光景を見た時もうね、衝撃でしたよ。
今のご時世、病院だけじゃなくありとあらゆるお店がコロナ対策としてアクリル板やビニールシートなどを使い、飛沫が飛ぶことを防いでいます。なのに総合病院ともあろう場所の案内や受付や窓口に、アクリル板もビニールシートもやっていないなんて、ありえなくないですか?!
しかも会計処理窓口の人の声が、すごく大きいんですよ。大きな声で「98番でお待ちのかた~」とか呼んでるわけですよ。マスクをしているとはいえ、あんなに大声を出している人の前に遮るものが何もないなんて、常識的に考えておかしくないですか?!
私が通っている精神科ではコロナが流行してすぐに、受付のところにこのような感じのビニールシートが張られましたよ。
病院ではもちろんのこと、コンビニや個人商店でさえこういったシートを使って飛沫が飛ばないよう対策しているこのご時世に、シートもアクリル板もやっていないあの光景には、なかなかの衝撃を受けました。
シートの値段を見ると、そこまで高いものでもないんです。このシートを張ることにより職員や患者の安心感が少しは高まるはずなのに、どうしてやっていないのかが不思議でなりません。
中高年のおばさんばかりが働く病院
先に書いた理由により、この病院のコロナ対策への意識の低さを感じて、違和感のようなモヤモヤした気持ちを病院へ入った瞬間から感じていたのですが、帰り際にはそのモヤモヤがさらに増大しました。
この日、『総合案内・新患受付・検査室・採血室・外来窓口・診察室・お会計窓口』と、幾つかの場所をまわったのですが、どこの場所も働ている人が、「私よりも年上かな?」とおぼしき、中高年の人ばかりなんです。そして全員とはいいませんが、感じの良くない人が多かったです。
「この職場で若い人が働いたら古株のオバサン達に虐められそうだなぁ~」といった闇臭が、そこはかとなく漂っておりました。
「患者さんのために何かしたい!」みたいな初々しい気持ちなどとうの昔に捨て去ったような、ただただお金のためだけに流れ作業のように無愛想に仕事をこなしているだけのような、そんな感じが漂いまくりのオバサンばかりでした。
コロナ渦という非常事態の中、コロナ最前線で戦っている医療従事者の方々には敬意の気持ちを持ってはおりますが、この日出会った何人かの人々に対しては、敬意の気持ちよりも、「嫌なら他で働けよ!」って気持ちのほうが、ぶっちゃけ大きかったです。
大規模な病院であり、地域医療の中枢を担う病院のうちのひとつであるとは思いますが、そのわりには患者さんが少なかったのは、2日前に職員からコロナ感染者が出たせいなのか、はたまた闇臭が漂っているからなのか・・・。
次回また検査の予約を入れてはあるのですが、正直なところ、電話でキャンセルしてしまおうかどうか、とても悩んでいます。
考える時間を稼ぐため、次回の検査予約は来月に入れておいたので、それまでじっくり悩んでみます。
先日やった検査や診察の内容については、次回の記事で書いていきます。今回はどうしてもコロナ対策のずさんさについて言及したく、けっこう辛口な内容となってしまいました。
毒づいた意見も述べてしまいましたが、親切に接してくれた職員さんには感謝しておりますし、この病院の全てを否定しているわけではありません。私の質問に感じよく対応してくださった検査室のお姉さんや通りすがりの看護師さんには、心からありがとうと言いたいです。
あなたがたのおかげで不安な気持ちが和らぎました!!
この人達みたいに感じの良いスタッフばかりの病院が、家から15キロ圏内にあればいいのになぁ~。田舎だから無理か(^-^;
それでは今日はこのへんで。コノハでした。