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本当の優しさとは?優しさを持つ人に国のトップに立ってほしい!

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先日たまたまTwitterで以下のようなツイートを目にした。このツイートを見て心に響くものがあったので、今回は『本当の優しさ』について思うところを、書いていこうと思う。

 

本当の優しさとは、↑こういう事をいうのではないだろうか。目の前に困っている人がいて、居ても立ってもいられず「何かしなければ」と心が動く。そして助けるために行動する。

 

とてもシンプルなことだけど、今の疲弊しきった世の中に、こういった本当の優しさを実行できる人が、一体どれだけいるのだろう。

 

 

ひっそりと失われていく命

優しい言葉を口にする人は五万といるが、実際に行動に移す人は少ないように思う。優しい言葉を口にし優しい人風を装っている人は大勢いるが、身銭を切ってまで赤の他人のために何かをしようとする人が、人口1億2千万人のうち、何人いるというのだろう。

 

例えばこういった悲しい事件があった時、それを知った近所の人の中には、「相談してくれればよかったのに」と、口にする人も少なくないだろう。

けれどもし本当に相談されたとしたら、何かしてあげたのだろうか?

 

パンやカップラーメンを差し入れたり、役所に相談に行くように促したりする人はまだ優しいほうで、中には煙たい顔をする人もいるのではないだろうか。いやむしろ、煙たがる人のほうが多いのではなかろうか。日本人は「自己責任」の意識が強い人種だからね。

 

例えばこの親子に「もう3日も飲まず食わずで困っている」と相談されたとして、家に上げて食事を与え、市役所の福祉課まで付き添ってあげられる人なんて、きっと100人中、1人いるかいないかなんじゃないかな。

 

「困ったら相談してね」はある意味社交辞令だということをわかっているから、ひっそりと命を絶つ人が後を絶たないのではないだろうか。

 

 

お金配りはいいことだけど・・・

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出典元:Twitterプロフィールページ

このかたは前沢友作という実業家。元ゾゾタウンの社長としてや、女優の剛力彩芽さんとお付き合いしていることでも有名だ。

前沢さんはコロナ不況が始まった頃から、毎日10名に10万円を配っている。困っている人にお金を届けたいという気持ちからだそうだ。

 

これは素晴らしい試みだと思うし、前沢さんからの10万円に救われた人は大勢いるだろう。だがこのお金配りは、100%善意の気持ちだけで行っているわけではないと、私は思っている。

 

このお金配りをすることにより、更に知名度を上げ、自分のファンや味方を増やすことで、今後の事業にプラスにしていこうという、ビジネスライクな思考が少なからずあると思っている。

 

だが決してそれは悪いことではない。何かをしたら見返りがほしいと思うのは自然な感情だと思うし、お金があっても困っている人を見て見ぬふりして助けない人もいるだろうから、そんな人と比べたら、たとえビジネスライクだとしても、10万円を配り続けることは立派だと感じている。

 

ただこれが本当の優しさなのかと問われたとき、ちょっと微妙だなと感じてしまうのは、「お金配ってるよ~!」と大々的に言い過ぎてしまっていることによる、人気取りのパフォーマンス臭を感じてしまうからであろう。

 

 

政治が人を・命を救え!

前沢さんをややディスった感じになってしまったが、私は別にこの人が嫌いなわけではないし、多くの困っている人にお金を配り続けていることは、素晴らしい試みだと思っている。

 

ただ本来ならば、このような人助けは政治家がやるべきことではないだろうか。

 

さんざん税金の無駄遣いをしてきたくせに、いざという時に出し惜しむケチ臭さには、本当に失望している。

 

お客さんが来なくなって困っているお店や旅館や旅行会社に、満足な支援金を出すことをせずGoToキャンペーンへと舵をきり、感染者を増大させた。

 

そして首都圏を中心に再び緊急事態宣言が出され、これによりますます窮地に追いやられるお店や企業が出てしまうのではないだろうか。

 

 

いい加減税金の無駄遣いをやめてくれ!

私の住む県内には、開業以来ずっと赤字を垂れ流し続けている某巨大施設がある。そこは建設前から採算が取れる見込みが薄いと言われていて、建設反対の声も多く上がっていた。

 

しかし当時の県知事は強引に事を進め、建設に踏み切った。

 

建設工事を請け負う業者との癒着で、どうしても工事をする必要があったのだろうと、当時はさんざん囁かれていた。その施設が必要だったわけではなく、工事が必要だっただけなのではないかと。

 

この県知事は赤字垂れ流しの施設建設を推し進めた挙句、任期満了で多額の退職金を受け取っている。

 

この県知事の退職金も、垂れ流している赤字の補填も、全ては税金から捻出されているのだから、たまったものではない。このような赤字垂れ流しの施設はここだけはなく、県内の至る所に存在しており、なんなら我が家のすぐ近くにも存在している。

 

こんな無駄なところに使う税金があるのなら、なぜもっと福祉に回さないのかと、腹が立って仕方がない。

 

 

どうか優しさを忘れないで!

この国の政治家たちは、本当に国民のことを思ってくれているのだろうか。福祉課で働く職員たちは、本当に国民の助けになりたいと思ってくれているのだろうか。

↑こういったずさんな対応をする福祉課の職員たち、マジで仕事やめてほしい。上っ面だけ優しい言葉ならべてる人も同罪。力になるつもりがないなら、福祉課じゃなくて他で働いてくれ。

 

私はこんなご時世だからこそ人に優しくありたいと思うし、あるべきだと思う。

 

金勘定ばかりでなく、もっと国民一人一人の命を大切にしようとする気持ちを、国を動かす人たちには持っていてほしい。本当の優しさというものを、今一度思い出していただきたい。

 

餓死や自殺などといった惨い最期を遂げる人が、一人もいなくなることを願って止みません。どうかこれ以上、悲しい事件が増えませんように。

 

それでは今日はこのへん。コノハでした。

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