だけど生きていく!

在宅コールセンターの中の人。コールセンターや生活に関する情報、映画やドラマの感想など、いろいろ書いてる雑記ブログです。当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

4Gスマホいつまで使える?当分は4GスマホでもOKな理由を解説

 

4Gスマホのほうが安いから、5G対応じゃなくて4Gスマホを買いたいけど、いつ4Gが停波するかわからなくて不安。

このように感じているかたもいるのではないでしょうか。実は私もちょっとだけ不安に感じていました。

そこで4G電波がいつごろまで供給されるのか、調べてみることに。私は近々スマホを買い替える予定なので、しかと調べましたよ!!

この記事を読むと、4Gが停波されるのは当分先である理由がわかります。スマホの買い替えを検討されているかたは、参考にしてください。

 

 

 

4G電波がいつまで供給されるのかを予測してみた

どのキャリアからも、4G終了時期についての正式発表はありません。

地方だと5Gの電波が行き渡っていない地域もたくさんありますし、2022年6月時点において、docomoとSoftbankは、3G電波の供給でさえも終了していません。

ですから4Gの電波が停波となるのは、まだまだ先と見ていいのではないでしょうか。

参考までに3Gはどれくらいの間、電波の供給がなされたのかを見てみましょう。

 キャリア名 3Gの提供期間
 docomo 2001年10月~2026年3月31日(約24年)
 au 2002年4月~2022年3月31日(約20年)
 Softbank 2002年10月~2024年1月下旬(約21年)


(Softbankは3Gの終了を2024年1月31日に予定していましたが、能登半島地震を考慮し、終了を2024年4月15日へ延期しました)

上記の表からわかる通り

  • docomoは約24年間
  • auは約20年間
  • Softbankは約21年間

3Gの供給を続けています。(auはすでに終了)

この3Gの供給期間を、期間が1番長いdocomoの4G開始年月にあてはめてみます。

docomoが4Gの提供を開始したのは2010年の12月ですから、そこに24年を足すと、2034年12月となります。

あくまでも推測にはなりますが、4Gの実働期間が3Gと同じくらいだと考えるならば、あと約12年は4Gが使えることになるでしょう。

また日本では徐々に広がりを見せる5Gサービスですが、諸外国の中には、まだ5Gがほとんど普及していない国もあります。

5Gが人体に悪い影響を与えるとして、5Gのインフラ整備をストップしている国もあるのだとか。

グローバルな携帯電話業者による業界団体GSMAによれば、2025年時点における5G回線の比率は、モバイル回線全体の、20%を占めるにとどまると予測されています。

地域別に見ると、北米や中華圏、欧州では30%を超える普及率となっていますが、その他の地域では1桁から10%台にとどまるものと、予測されているのです。

携帯電話の通信方式は、外国から来た人が海外ローミングできるよう、海外から持ってくる端末にも対応する必要があります。

よって海外の国々でも5Gが普及しなければ、4Gの停波はできないはず。

これらの理由から4Gの停波までには、まだ10年以上の猶予があると、推測できるのではないでしょうか。

さらに言うと、もしこの先数年以内に4Gが停波するとしたら、皆さんの元へすでにお知らせが届いているはずです。

3G電波を利用したガラケー終了のお知らせは、終了する何年も前から、アナウンスがされていましたから。

母親は2021年2月にやっとスマホに変えましたが、それまでに何度もauから、「3G終了にともないお使いの携帯が使えなくなります」と、買い替えを促すDMが届いていました。

こういったDMがまだ誰の元にも届いていないことも、4Gがこの先もまだまだ使われ続ける証拠といえるでしょう。

 

 

 

5Gの電波が届いている地域は少ない

使っているスマホの調子が悪いこと、楽天モバイルが1Gまで0円をやめたことで、スマホの機種変更と携帯会社の乗り換えを検討しています。

それにともないどのスマホにしようかといろいろ見て回っているのですが、ラインナップが5Gのスマホばかりなことに、違和感ありまくりです。

だってまだ、5Gの電波が来ている地域は少ないんですよ。

地方なんてミリ波はもちろんのこと、Sub6ですら、来ていない地域がたくさんあります。

☑ミリ波とは?Sub6とは?
■ミリ波とは?
ミリ波は厳密にいうと30GHz~300GHzの周波数帯のことです。日本の5Gで使われているのは28GHz帯ですが、30GHzに近いことからミリ波と呼ばれています。

ミリ波はSub6よりも周波数が高いため、広い帯域幅の確保が可能です。それにより「超高速・低遅延・多数同時接続」のメリットがあります。

しかしながら一般的に無線通信では、周波数が高いほど直進性が強くなり、障害物に回り込む性質が弱まります。また大気中の水分などの影響を受けて減衰(電波が少なくなること)しやすいため、電波を届けられる範囲が狭いです。

このような理由からミリ波の普及には時間がかかるといわれており、ミリ波が使えるエリアは、まだまだ少ないのが現状です。

■Sub6とは?
Sub6は、6GHz未満の周波数帯のことです。日本の5Gでは3.7GHz帯と4.5GHz帯が使われています。4Gで使われている周波数帯が3.6GHz帯であることから、sub6は4Gの延長線上にある周波数帯となっています。

よってSub6は速度や同時接続量において4Gと大差はなく、5Gならではのメリットは感じにくいといえるでしょう。

Su6のメリットとしては、ミリ波に比べて減衰が少なく、障害物の影響を受けにくいため、通信可能エリアを広げやすいことです。現在国内で普及している5Gのほとんどは、Sub6となっています。


ミリ波は飛ばせる電波の距離が短く遮蔽物に弱いため、これを普及させるとなると、かなりの数の基地局を必要とします。

また5Gに使われる3.7GHz帯が、衛星通信や衛星放送などに用いられる固定衛星通信に利用している帯域と重なるため、電波干渉を起こさないよう設置場所に配慮しながら、進める必要があります。

電波干渉を起こさないよう、衛星通信の地上局や利用者との調節をし、そこから離れた場所に基地局を設置しなければなりません。

こういった理由もあり、5Gの広がりには時間を要するといわれています。

auやSoftbankは4Gの電波を転用し、5Gの電波を普及させていく計画を積極的に進めていますが、これだと通信品質は4Gとあまり変わらず、「なんちゃって5G」などと呼ぶ人もいます。

4Gの電波を転用して5Gとすることを、「優良誤認」になるとして、docomoはこのやり方には消極的です。

そして仮にミリ波やSub6が来たとしても、その特性を生かせるだけのコンテンツは、現状ではそんなにありません。

大容量のデータをしょっちゅうダウンロードする人なら、「ダウンロードが数秒で終わって助かる~!」と感じるでしょうけど、大容量のデータを頻繁にダウンロードする人って、あんまりいないと思うんですよ。

オンラインゲームにしても、多くのものは4G(格安SIM除く)や光回線で問題なくプレイできますし、ビデオ通話もしかりです。

5Gを必要としていない人が多いのに、5G対応の端末ばかりが増えていく現状に、なんだか解せないものを感じます。(単に高い端末を売りたいだけのような気が……)

 

 

 

格安SIMの5Gは微妙

格安SIMの各社は、docomo、au、Softbankから、回線帯域の一部を借りている状態です。借りる回線帯域を節約することで、安価な月額料金を実現しているのです。

5Gに対応している格安SIMもありますが、「一部を借りているだけ」という特性上、出せる速度には限りがあり、5G本来の実力は発揮されません。

よって格安SIMを使うなら、4Gスマホでも十分だと感じます。4Gスマホは5G対応スマホに比べて、お安く買えますからね。

とはいえ新しく発売されるのは5G対応のものばかりで、4Gスマホを選ぶと、OSのバージョンが古かったり、メモリやストレージが少なかったりします。

また5G非対応ですと売却時の価格は低くなるでしょうから、リセールバリューを考えるならば、5G対応を選ぶのが賢明といえます。

4Gの停波は当分先でしょうから、4G停波に備えて5G対応を選ぶ必要はありませんが、ある程度のスペックを求めると、必然的に5G対応スマホになりそうです。

私は近々、格安スマホのIIJmioで契約しようと思っているので、5G回線を利用する方法について、ちょっと調べてみました。

IIJmioの場合、会員専用ページから「5Gオプション」を有効にすると、5Gが使えるようです。自分で好きなときに5Gと4Gを切り替えられるのは便利ですね。


*追記:2022年7月にIIJmioへ乗り換えましたので、5Gと4Gの切り替えページの画像も載せておきます。以下の画面から切り替えられます。

出典元:IIJmio会員専用ページ

 


ただし注意書きとして、「5Gサービスエリア内であっても、ご利用の環境や端末の仕様により、5G接続になりにくい場合があります」と書かれていたので、かならずしも5Gの電波を掴むわけではなさそうです。


 

 

4Gスマホはまだ購入できるのか?(2022年7月追記)

4Gの停波はまだまだ先でも、携帯会社から新たに発売されるのは、5G対応の価格の高いものばかりだと、ため息をついているかたもいることでしょう。

私はIIJmioへの乗り換えで、今回はお安くスマホを購入できましたが、定価で買っていたらけっこうな出費となっていました。

□あわせて読みたい



スマホの寿命は3~5年ほどと言われていて、その度に4万も5万も、もしくはそれ以上出して購入するのは、なかなかキツイものがありますよね。

ドコモ・au・Softbankといった大手キャリアで販売されているのは、5G対応の値段が高いものばかりとなりつつありますが、AmazonなどでSIMフリーの端末を探すと、お求めやすい価格の4Gスマホもそこそこ売られています。(2022年7月時点)

参考までに、お手頃価格で評判の良い4Gスマホを、3つ載せておきます。



 

こういったSIMフリーのスマホを購入するさいには、「動作確認済み」かどうかをチェックしてから購入してくださいね。

たとえばOCNモバイルで動作確認をしたい場合、「OCNモバイル 動作確認済み」で検索します。

そうすると以下のような画面が出ます。

ピンクマーカーをひいた「動作確認済み端末一覧」の部分をクリックすると、自分が選んだ端末の、動作確認ができるページへ行けます。


動作確認ができるページで使いたいスマホの品名を入れると、そのスマホが使えるかどうか、確認できますよ。

出典元:OCNモバイル公式ページ


どこの通信会社にもこういった動作確認ができるページがあると思いますので、Amazonなどで購入するさいは、必ず動作確認をしてから、購入するようにしてくださいね。

こちらの記事ではSIMフリースマホについて詳しく紹介していますので、興味のあるかたは読んでみてください。

□あわせて読みたい


4Gから5Gへの過渡期、用途や予算などを考えて、賢くスマホを選んでいきましょう!!

 

それでは今日はこのへんで。コノハでした。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ ブログランキング・にほんブログ村へ