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倒れた原因未だ判明せずだが脳が萎縮するとてんかんになりやすい

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前回の記事では病院のコロナ対策のずさんさに焦点をあてましたが、今回は総合病院での母の検査や診察の様子について、書いていこうと思います。

 

加えて私が通っている精神科の医師から気になる情報を耳にしたので、そのことについても考察していきます。

 

 

不整脈の検査内容は予想通り心電図と超音波検査でした

以前に書いたこちらの記事。

□併せて読みたい

 

この記事に書いた不整脈の検査のうち、『心電図』と『超音波』をしました。

 

心電図は脳外科でもやったのですが、今回は脳外科でやった時よりも検査している時間が長かったそうです。心電図と超音波は同じ検査室で行い、私は検査室前の廊下においてある椅子に座り、しばしの間待っていました。

 

心電図と超音波が終わると、次は採血室へ行き、血液を採取しました。

 

前回の記事で書いたように、この日の2日前に病院職員のコロナ感染が明らかとなったためか、思いのほか空いており、あまり待つことなく検査を受けることができました。

 

この日やった検査は『心電図』『超音波』『血液検査』です。

 

 

電光掲示板に番号が出るだけというシステムに戸惑う

検査が終わった後は、循環器内科で医師の診察を受けるべく、しばらく待っていました。こちらもさほど混んではいなかったため、ほどなくして電光掲示板に番号が表示されました。

 

この時ちょっと驚いたのが、電光掲示板に番号が出るだけで、看護師さんが扉を開けて呼びにこなかったことです。

 

これまで幾つかの病院へ行った経験上、順番がくると看護師さんが「〇〇さん診察室へお入りください」などと呼んでくれていたので、今回のように掲示板に番号が出るだけというのは初めての経験で、戸惑ってしまいました。

 

戸惑いつつおそるおそる診察室をノックし、「入ってもいいですか?」と声をかけると「どうぞ」と中から声がしたので、私と母は扉を開け、診察室へと入っていきました。

 

病院によってはこのようなシステムのところもあるのだなと、新たに勉強となった経験でした。

 

 

心電図と超音波検査では心臓に異常は見つかりませんでした

診察室へ入ると、検査の結果について医師から説明がありました。

 

心電図検査・超音波検査ともに異常はなく、不整脈は見られないとのことでした。血液検査では脳外科でも指摘された通り、コレステロール値が高いと言われましたが、この件に関してはかかりつけの病院へ行き、薬をもらっています。

 

脳外科の医師からは不整脈により脳に血が通わなくなって、そのせいで倒れたり意識障害が出た可能性があると言われましたが、ここの病院の循環器内科の医師によると、母の症状の場合、不整脈が原因である可能性は低いと言われました。

 

確かに不整脈により脳に血が通わなくなってしまい、そのせいで倒れたり意識障害が出ることはあるそうです。ただ母の場合は、倒れてから意識が正常に戻るまでの時間が長すぎるため、不整脈が原因とされる他の症例と比べると、かなり異例とのことなのです。

 

不整脈が原因ではない」と明言まではしていませんでしたが、医師の話の内容からして、不整脈が原因である可能性は低そうです。

 

それでも念のため、「24時間心電図検査もしてみてはどうですか?」と提案されました。心電図や超音波では異常がなくとも、24時間の状態を調べることで、不整脈が見つかることもあるからです。

 

 

ホルター心電図検査(24時間心電図検査)は手間がかかる

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「24時間心電図検査もしてみてはどうですか?」との提案を受けたものの、倒れた原因が不整脈である可能性が低いと言われたこと、この病院に対してあまり良いイメージを持っていなかったことで、この検査をやるかどうかとても迷いました。

 

迷いましたが、いちおうやることにしておき家に帰ってじっくり考えてみて、やっぱりやめたいと思えば電話で断ればいいと思い、とりあえずはやる方向で説明を聞いてきました。

 

ホルター心電図検査は、検査をするのにトータルで3日間必要となるため、なかなか手間がかかります。

 

仮にホルター心電図検査の装置の装着を月曜日に行うとした場合、スケジュールは以下のようになります。

●月曜日は直接検査室へ行き、ホルター心電図検査の装置を装着してもらいます。その後はいつも通り普通に過ごしてOKですが、お風呂は入れません。シャワーもダメだと言われました。

 ●火曜日も直接検査室へ行き、ホルター心電図検査の装置を外してもらいます。

 ●結果が出るまで約1週間はかかるため、次の週の水曜日あたりに再び病院を訪れ、検査の結果を医師から説明してもらいます。

 

 このような流れとなるため、この検査の為だけに、3日間病院へ行かなければなりません。暇な人ならいいけど、会社勤めをしている人なんかだと、時間を作るのがなかなか大変そうですね。

 

そして最後に付け加えておくと、「24時間調べたからと言って、必ずしも不整脈が見つかるわけじゃない」と、医師は申しておりました。

 

30分程度取るだけの心電図よりは見つかる可能性は上がりますが、所詮は24時間なので、その時はたまたま出なかっただけということも、十分ありえるそうです。

 

 

精神科で「脳が萎縮するとてんかんが出やすくなる」と言われた

総合病院へ行った次の日は、私がいつも通っている精神科の受診日でした。

 

母のことが気になっていた私は精神科の医師に、「自律神経が不具合を起すと意識障害が出たり倒れたりすることはありますか?」と質問してみました。脳にも心臓にも異常がないとしたら、神経系の異常からくる症状なのではないかと思ったからです。

 

私の質問に対して医師は「自律神経の異常で血圧が異常に下がり血がめぐらなくなってしまうと、立てたなくなったりすることはあります。一時的に意識障害がでることもありますが、ものの数分で元に戻ることが多いですよ」と言っていました。

 

加えて長い時間意識障害が続くようなら、てんかんの可能性がありますね」とも言っていたのです。

 

てんかん』は若い人と高齢者に出やすい病気だそうで、実際私は、14歳の頃にてんかん発作で倒れ、以来20年間治療と経過観察のため、病院へ通いました。

□併せて読みたい

 

私の中ではてんかんは若い人の病気だという認識があったため、「高齢者にも出やすい」という医師の言葉は、非常に意外なものでした。

 

高齢になると脳が萎縮することがあるため、それに伴いてんかん症状が出やすくなるのだと、精神科の医師は言っていました。

 

脳外科の医師も、母の症状の原因のひとつにてんかん』が考えられると言っていたし、検査の結果を見て脳が萎縮しているとも言われたので、私の中では「てんかんが原因なのでは?」という気持ちが強くなってきています。

 

 

高齢者のてんかんについて

病院から帰った私は、早速高齢者のてんかんについて調べてみました。

いろいろと調べた結果、当てはまらない症状もたくさんあったため、てんかんだと決めつけるつもりはありませんが、以下の症状については母の症状と似通っていました。

てんかんと記憶障害
高齢者のてんかんでは部分発作が多く、発作中は意識障害のため記憶がありません。また発作後はもうろう状態が続くこともあり、さらに発作の回数が多いことから、高齢者のてんかんの半数に、記憶障害が自覚されています。複雑部分発作は非けいれん性であるため、てんかんであることを見逃されると、認知症と誤診される可能性があります。(てんかんinfoより引用)

 

 

これを読んで『発作後はもうろう状態が続くこともあり』という部分が、 母の状態と似ているなと感じました。

 

母が意識を失い倒れたのは初めてのことですが、たまに「指先が勝手にふるえる」などと言っていたことはあったので、あれはもしかしたら、てんかんによる部分発作だったでは? と思ったりもしました。

 

てんかんかどうかを判断するには脳波をとってみないとわからないのですが、脳外科で生活指導を受けて以来、毎日ウォーキングをして食生活を気にするようになったせいか、血圧が下がり、状態は至って良好です。

 

体の状態が良いため、「もう検査はしなくていいんじゃないの。下手に病院へ行ってコロナ移ったら嫌だし」と、母としては検査に消極的な様子です。

 

循環器内科でのホルター心電図検査も、「やりたくない」と言っています。

 

病院へ行くと「すごく気疲れする」と言っていたので、そういった意味でもかかりつけ以外の病院へ行くのは、気がすすまないのだと思います。

 

気が乗らない母を無理やり病院へ連れて行くと、精神的に負担をかけてかえって体に悪いような気もするので、ここは母の意思を尊重するべきなのか、それとも母を説得して徹底的に検査をするべきなのか、正解がわからず非常に悩ましい状態です。

 

しばらく母の様子を経過観察して、ホルター心電図検査や脳波の検査をどうするか、決めていきたいと思います。

 

私が今後どうするかとても悩んでいるというのに、弟ときたら何も調べなければ悩んでいる様子もなくて、毎日仕事から帰ってくるとオンラインゲームをしながら友達と喋り、しょちゅう笑い声が聞こえてくるので非常にムカつきます。

 

こんな時、頼りになる相談相手がいないというのは本当に心細いし辛いです。弟がいても結局は私が全部調べて決断し、対応していかなければならないため、頭が悪くて引きこもりの私には、はっきり言って荷が重いと感じます。

 

それでもやるしかないので、私なりに悩んで考えて、ひとつひとつ壁を超えていきたいと思います!まずは母に日記を書いてもらい、指先が震えたとか、手の平が思うように動かなかったとか、輝く点や光が見えるだとか(私はこの症状があります)、何か変わったことがあったら必ず日記に書くようにしてもらいます。

 

その日記帳を見ながら母とも相談して、今後の治療方針について話し合いたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。コノハでした。

 

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