この記事を読むと以下のことがわかります。
- IIJmioに申し込みをしてから、端末とSIMカードが届くまでの日数
- 電話での開通作業、APN設定の仕方
- 古いスマホから新しいスマホへのデータ移行のやり方
「自分で開通作業をするのって難しいのかな?」「データを移行させるのってどうすればいいの?」と、不安に思っているかたの疑問に、お答えできる内容となっています。
IIJmioが気になっているかた以外にも、携帯会社の乗り換えや機種変更を検討しているかたは、ぜひ読み進めてみてください。
- IIJmioに申し込み後、端末とSIMが届くまでの日数
- IIJmioから端末とSIMが届いたら最初にやるべき設定
- 回線の切り替わりを待つ間にSIMカードを入れる
- IIJmio・AndroidでのAPN設定の仕方
- 新スマホへデータを移行する
- LINEのデータを移行する
- まとめ:IIJmioでの設定の仕方とデータ移行について
IIJmioに申し込み後、端末とSIMが届くまでの日数
IIJmioに申し込みをしてから、端末やSIMカードがどれくらいで届くのか、気になるかたもいるかもしれません。
私の場合がどうだったのか、参考までに書いておきますね。
私が申し込んだのは「ギガプラン」のタイプD(ドコモ回線)で、端末も一緒に購入しました。
IIJmio公式ページからMNPで申し込みをし、「申し込みを承りました」とメールが届いたのが、7月8日(金)の深夜2時53分。
それから約8時間後の10時42分に、「本人確認手続き完了」のメールが届きました。
そして7月10日(日)の17時57分に「商品発送」のお知らせメールが届き、7月11日の午前10時ごろ、商品が届きました。
よって私の場合は、申し込みから約4日で届いたことになります。
おおむね3~4日で届くとのことですが、キャンペーン終了間際などで注文が集中したり、本人確認書類に不備があったりした場合は、通常よりも時間がかかるようです。
IIJmioから届いた中身は、こんな感じでした。
電話番号をそのままで乗り換える場合は、申し込み時に「MNP予約番号」が必要になりますので、予め用意してから、申し込むようにしてくださいね。
現在利用中の業者でNMP予約番号を発行してもらい、乗り換え先の業者を契約する際に番号を入力することで、電話番号が引き継げます。
なお乗り換え先でMNP予約番号を入力し手続きすると、乗り換え前に利用していた業者は、自動的に解約となります。
MNP予約番号の有効期限は、予約日を含めて15日です。
申し込みのタイミングやお住まいの地域によっては、届くまでに日数を要する場合もありますから、予約番号を取得したら、すぐに申し込むのがよいでしょう。
IIJmioから端末とSIMが届いたら最初にやるべき設定
自宅でMNPをする場合、まずは「開通手続き」をします。
IIJmioで開通手続きをするには、「IIJmioオンデマンド開通センター」に電話をかけます。
IIJmioオンデマンド開通センターの電話番号は「0120-711-122」です。
フリーダイヤルなので、通話料はもちろん無料。年中無休で、受付時間は9時~19時です。
- 発信者番号を非通知にしている電話番号からの開通手続きはできません。「186」をつけるなど、電話番号の通知が必要です。
- 公衆電話など、発信者番号を通知できない電話番号からの開通手続きはできません。
- 一部IP電話など、フリーダイヤルに発信できない電話番号からの開通手続きはできません。
オンデマンド開通センターに電話をかけたら、音声ガイダンスに従い「2」を選択し、「乗り換え対象の電話番号」と「SIMカードの識別番号・下4桁」を入力します。
以上で、電話での開通手続きは完了です。
開通手続き完了後10分程度で、IIJmioの回線へと切り替わり、以前利用していた回線は使えなくなります。
私は念のため15分ほどしてから、以前利用していたスマホで電話をかけてみましたが、「モバイルネットワークが利用できません」と出て、すでにかけられなくなっていました。
回線の切り替わりを待つ間にSIMカードを入れる
開通手続きを待つ間に、スマホにSIMカードを入れておきましょう。
すでにご承知のことと思いますが、SIMカードを出し入れするときは、必ず電源を切ってください。
私が購入した「OPPO Reno5A」は、SIMピンを穴に押し込んでSIMスロットを開けるタイプです。
以前使っていたAQUOSはSIMピンを使うタイプではなかったので、SIMピン初挑戦でした。けっこう力を入れて押さないと開かなくて、少し戸惑いました。
SIMスロットを開けてSIMカードを乗せたら、本体に戻します。
念のため、SIMカードの取り扱いについても触れておきます。
IIJmioから送られてきたのは「マルチSIMカード」で、「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」に対応しています。
OPPO Reno5Aに入れるのは「nanoSIM」でして、まず「microSIM」の大きさに切ってから「nanoSIM」に切るのですが、少し難しかったです。
だってnanoSIM、メッチャ小さいんだもん。
力を入れなさすぎだと切れないし、力を入れすぎるとパキっとやっちゃいそうで、おそるおそるやっていたため、ここで少々時間を費やしました。
注意事項としてIIJmioの説明書にも書いてありますが、この作業をするときは、手袋をしてください。
指紋などが金属端子部分についてしまうと、データの読み込みに支障が出る可能性があるためだと思われます。
私はこの使い捨てのゴム手袋をつけてやりました。
IIJmio・AndroidでのAPN設定の仕方
SIMカードを入れて電源をオンにしたら、APNの設定をします。私が購入したのはandroidスマホなので、androidでの設定の仕方を説明します。
IIJmioから送られてきた設定マニュアルに手順が載っていたのですが、私が選んだ端末とは表示される項目が若干異なっていたため、自分で考えて設定画面まで辿り着きました。
Androidにはさまざまな機種がありますから、必ずしも設定マニュアル通りの項目が、自分のスマホに表示されるわけではないようです。
ここではIIJmioの設定マニュアルに記載されていた画像と、私のスマホに表示された画像との2種類で、設定の仕方を説明します。
*なお開通手続きは、MNP予約番号の有効期限前日までに、必ず行ってください。開通手続きをしないと、有効期限当日内に自動的に開通されてしまいます。
IIJmio設定マニュアル通りのAPN設定の仕方
①「設定」➡「無線とネットワーク」内の「もっと見る」を選択。
②「モバイルネットワーク」を選択。
③「アクセスポイント名」を選択。
④表示された通信会社の中から「IIJmio」を選択し、APNの設定完了です。表示された通信会社の中に、IIJmioがない場合は、次の手順に進んでください。
⑤右上のメニュー、または「+マーク」から「新しいAPN」を選択し、APN設定情報を入力。
⑥右上のメニュー、または「+マーク」から「保存」し、APN設定完了です。
「OPPO Reno5A」でのAPN設定の仕方
OPPO Reno5AでのAPN設定は、IIJmioのマニュアルとは、画面に表示される項目が少しばかり違います。
そのためここでは、OPPO Reno5Aでの、APN設定の方法を紹介します。
①「設定」➡「モバイルネットワーク」を選択。
②「SIM1」か「SIM2」、開通する電話番号のほうを選択。
③「アクセスポイント名」を選択。
④表示された通信会社の中から「IIJmio」を選択し、APN設定完了です。IIJmioが表示されなかった場合は、次の手順へと進んでください。
⑤表示された通信会社の中にIIJmioがない場合は、右上の「+マーク」を選択。
⑥「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」を、以下のように入力。
⑦先ほどの画面でパスワードまで入力したら、画面を下へスクロールさせ、「認証タイプ」を選択。出てきた画面で「PAPまたはCHAP」を選択。右上の「✔マーク」をタップして保存。以上でAPN設定完了です。
これでIIJmioの設定は全て完了しましたので、電話もネットも繋がるはずです。
Wi-Fiを使っているかたはWi-Fiをオフにして、IIJmioのモバイル回線に繋がるか、確認してみてください。
家の固定電話や友人などに電話をかけて、電話にも不具合がないか確認してくださいね。
もし繋がらない場合は、以下4つのことを試すよう、IIJmioでは推奨しています。
- SIMカードが挿入されているか確認する
- SIMカードの抜き差しを試す
- SIMカードが正しい位置で挿入されているか確認する
- 金属端子部分に素手で触れてしまった場合は、乾いた柔らかい布で拭いてから使う
上記項目を試してもダメだった場合は、IIJmioのサポートセンターに相談しましょう。
電話番号:0570-09-4400
国際電話/IP電話/みおふぉんダイヤルをお使いの方は03-5205-4200
●ホームページからお問い合わせをする場合はこちら
http://iijm.io/cn
新スマホへデータを移行する
- 電話による開通手続き
- SIMカードを入れる
- APNの設定
これらの初期設定が完了したら、次はデータ移行の準備です。
データ移行の前に、古いスマホのバックアップをとっておきます。
「設定」➡「システム」➡「バックアップ」で開いた画面にて、「今すぐバックアップ」を選択。(機種により表示の違いあり)
古いスマホのバックアップができたら、新スマホでQRコードを表示させます。
①の画像の項目に
- OPPO電話からデータを取り込む
- Android電話からデータを取り込む
- iPhoneからデータをインポート
- クラウドバックアップから復元する
と4つの選択肢がありますが、ここではAndroid電話からデータを取り込む方法を紹介します。
①の画面で「Android電話からデータを取り込む」を選択したら、「データ移行アプリ」を、古いスマホにインストールしてください。
データ移行アプリがインストールできたら、②の画面で「次へ」をタップ。
「次へ」をタップするとQRコードが表示されるので、それを古いスマホでスキャンします。
古いスマホにインストールするデータ移行アプリは、Playストアで探せます。
私は新スマホがOPPOなので、「OPPO Clone Phone」というデータ移行アプリを選びました。
いろいろな種類のデータ移行アプリがありますので、ご自分に合ったものを探してみてください。
「OPPO Clone phone」を開くと、以下のような画面がでます。この画面で「データの移行を開始」をタップ。
「データの移行を開始」をタップすると以下のような画面がでます。この画面になったら、新スマホのQRコードを読み込んでください。するとデータの移行が開始されます。
データ移行中はこのような画面になっていました。
そしてデータ移行が完了すると、このような画面に。
LINEのデータを移行する
先ほどのデータ移行アプリを使っても、LINEのデータは引き継げません。よってLINEは、個別に引継ぎ作業をする必要があります。
古いスマホが壊れていないのであれば、QRコードを読み込む形式でのデータ移行が、簡単なのでお勧めです。私もこの方法でデータ移行しました。
古いほうのスマホでQRコードを表示し、新しいスマホでそれをスキャンすれば、簡単にデータの引継ぎができます。
ここではQRコードを使用した、LINEの引き継ぎ方法を紹介します。
手順①LINEのバージョンを最新にする
LINEのバージョンが「12.10」未満ですと、QRコードを利用した引き継ぎはできません。
古いスマホと新しいスマホの両方を、最新バージョンにアップデートしてください。
Androidのかたは「Google Play Store」へ、iPhoneのかたは「App Store」へ行き、アップデートしましょう。
すでに最新バージョンをお使いのかたは、アップデートの必要はありません。
自分が使っているLINEのバージョンがわからないかたは、以下の方法で確認してください。
- LINEのホーム画面で「設定(右上の歯車マーク)」をタップ。
- 画面を下へスクロールさせ、「LINEについて」をタップ。
- 現在のバージョンが表示されます。
手順②OSのバージョンを確認する
使用しているスマホの、OSのバージョンを確認してください。
QRコードを使ってデータ移行するには、使用しているスマホのOSが、「ios14以上」「Android7以上」である必要があります。
✔iPhoneでのOS確認方法
「設定」➡「一般」➡「情報」➡「ソフトウェアバージョン」
✔AndroidでのOS確認方法
「設定」➡「デバイスについて」➡「Androidバージョン」
(AndroidのOSバージョンや機種によって、画面構成や項目が異なることがあります)
手順③トーク履歴をバックアップする
同じOS間であれば、全てのトーク履歴を引き継ぐことができます。そのためには、トーク履歴のバックアップが必要です。
「設定」➡「トーク」➡「トーク履歴のバックアップ」
・Androidの場合はバックアップを取るGoogleアカウントを設定してください
・iosの場合はiCloudの容量が足りているかを確認したうえでバックアップを取ってください
手順④QRコードを利用してアカウントを引き継ぐ
手順①~③までを行い、引継ぎの準備が整ったら、以下の画像に従い作業を進めてください。
●iPhoneのかたはこちら
●Androidのかたはこちら
この方法で私は、トーク履歴やスタンプなど、全ての内容を引き継げました。
まとめ:IIJmioでの設定の仕方とデータ移行について
IIJmioにMNPする手順は下記の3つ。
- IIJmioオンデマンド開通センターに電話をかける
- SIMカードを新しいスマホに入れる
- 新しいスマホでAPN設定をする
この3ステップで、電話とインターネットが利用できるようになります。これらの設定にかかった時間は、開通の待ち時間を入れても、私の場合20分ほどでした。
自分でやれるか不安に感じる人もいるかと思いますが、複雑な作業はないので、説明書通りにやれば大丈夫です。
連絡先や写真、Gメールやyahooメールの内容、使用していたアプリやお気に入り登録してあるサイトなど。これらの情報はデータ移行アプリを使うことで、いとも簡単に新しいスマホへと移行できました。
LINEの引き継ぎも思っていたよりずっと簡単で、「QRコードってすごいんだな~!」と、技術の進歩に感動すら覚えました。
私は前回使っていたAQUOSが最初のスマホだったため、データの引き継ぎ作業は今回が初めてでしたが、思っていたよりも簡単で、初めての私でもぜんぜん大丈夫でしたよ!!
お店でやってもらうほうが楽といえば楽ですが、田舎に住んでいるとお店まで遠いし、予約してから行かなくてはならないため、時間の制約を受けます。
さらに以前、お店のスタッフの対応が悪くて不快な思いをしたことがあったため、お店に行かず自分でやれる環境が整ったことは、嬉しく思います。
「格安SIMにしたいけど、店舗がないから自分でやらなきゃならなくて不安……。」
このように思っているかたも、きっと大丈夫ですよ。
IIJmioならサポート体制がしっかり整っています!!
私がIIJmioを選んだのは安さだけではなく、サポートが充実しているのも、選んだ理由として大きいです。
①電話でのサポート
年中無休/9時~19時
②チャットでのサポート
年中無休/9時~19時
③メールでのサポート
お問い合わせフォームよりメールで質問
④充実のサポートサイト
1700件以上の「よくある質問」を掲載。気になるワードを入れて検索できます
⑤Twitterでのサポート
IIJmio公式アカウントをフォローしておき、↓こんな感じで質問することもできます
@iijmio こんにちは、質問よろしいでしょうか。
— 🐔 (@_wbirdw) 2022年7月20日
eSIMの容量を増やしたいなと思っているのですが、新規申込時からプランを変えると300円引きのキャンペーンからはずれてしまったりしますか?
よろしくお願いします
IIJmioなら5つのサポート体制で、しっかりフォローしてくれるはず!!
設定やデータ移行が不安で格安SIMを諦めていたかたも、よかったら挑戦してみてください。
それでは今日はこのへんで。コノハでした。