母親がスマホを使うようになってから、早いもので4カ月が経とうとしています。
使い始めたばかりのころは、わからないことだらけで日に何度も質問をされましたが、最近ではだいぶ使い方に慣れたようで、アプリを見たりゲームをしたりして楽しんでいます。
脳トレゲームを用いた認知トレーニングは, 短期間で高齢者の実行機能と処理速度を向上させることが報告されている。そのため, 脳トレゲームは, 高齢者の認知機能の維持・向上に効果的なツールの一つであることを指摘した。
引用元:J-STAGE 高次脳機能研究
上記のような情報も出ているので、スマホでいろいろな脳トレゲームをすることは、認知症の予防にも一役買ってくれているのかもしれません。
私には医学的な難しいことはわかりませんが、楽しそうにスマホをいじっている母親の姿を見るのは、嬉しいものです。
「親にスマホを持たせたいけど使えるアプリなんてあるの?」
「高齢の親にどんなアプリやゲームを勧めたらいいかわからない」
このように思っているかたもおられるかと思いますので、本記事では母親が実際に使ってみて、気に入っているアプリやゲームを厳選してご紹介します。上記のようなお悩みをお持ちのかたは参考にしてください。
*目次
高齢者におすすめのアプリ
①スマートニュース
「スマートニュース」はニュースアプリの中心的存在で、テレビCMなどで目にしたことがあるかたも多いのではないでしょうか。
画面の上部に「トップ」「ワクチン」「新型ウイルス」「クーポン」「エンタメ」「スポーツ」などなど、多彩なカテゴリーがラインナップされているので、そこをタップして、自分好みのニュースが見られます。
スマートニュースのカテゴリーは本当に多彩で、上記以外にも、アニメや恋愛や政治・経済など、さまざまなカテゴリーが用意されているので、性別や年齢問わず、読みたいニュースが探せるはずです。
とりあえずスマニューを読んでおけば、世の中の流れを把握できますし、今時の話題に乗り遅れることはないでしょう。
マックや吉牛やファミマなど、いろいろなお店のクーポンもゲットできるので、チェックしておくとお得にお買い物ができるかも!
②ティーバー
「ティーバ-」は、日本テレビ・フジテレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京の民放5社が、共同で行っている動画配信サービスです。見逃し配信を期間限定で行っており、パソコンやスマートフォンなどで視聴できます。無料で視聴できますが、CMは入ります。
画面の上部に番組のカテゴリーがあり、そこをタップすると、カテゴリー内の番組がズラリと表示されます。
「ドラマ」「バラエティ」「報道・ドキュメンタリー」など、細かくジャンルが分かれているので、見たい番組が探しやすいです。「まもなく配信終了」のカテゴリーが設けられているのも、親切で使い勝手がいいですね。
母親はDVDレコーダーの録画や再生の仕方が覚えられないらしく、何度か教えてはみましたが、結局DVDレコーダーは使っていません。
ティーバーは配信期間が決まっているため、録画した番組のようにいつでも見れるわけではありませんが、見逃した番組やもう1度見たい番組を見るのに便利なようで、ちょくちょく利用しているようです。
1次停止したり戻して見たりできるのが便利とのことで、健康番組や料理番組などは、メモを取りながら見ています。
母親いわく、DVDレコーダーよりもティーバーのほうが、手軽に使えていいそうです。スマホの操作は直感的になんとなくできるので、機械音痴の母親としては、使いやすいのかもしれませんね。
③からだメイト
「 からだメイト」は歩数計の機能を持ったアプリで、日々の「歩数」「歩行距離」「歩行時間」などが記録できます。
目標の歩数を登録しておけば、目標がクリアできたかどうかが一目でわかります。
歩数表示のバーをクリックすると詳細情報が表示され
・歩数
・歩行距離
・歩行時間
・エクササイズ量
・消費カロリー
・脂肪燃焼量
これらの項目がチェックできます。
こういったデータが出ると目標を立てやすいですし、目に見えて記録がわることで、モチベーションの維持にも繋がるかと思います。サボらず続けるためにも、このようなアプリの活用は、有効といえるでしょう。
高齢者にお勧めのゲーム
①Brainilis
「Brainilis」は論理力・記憶力・計算力・集中力の4つのカテゴリーごとに、いろいろなゲームが楽しめる脳トレゲームです。
初級・中級・上級と分かれていて、簡単な問題から徐々にステップアップできます。初球はとても簡単な問題が設定されているので、難しすぎることがなく、誰でも楽しみながら脳トレできると思います。問題の幅が広いので、脳のいろいろな部分が鍛えられそうです。
レベルが上がるとなかなか難しく、かなり頭の体操になるため、脳ミソの衰えを感じ始める私たち中年世代にも、何気にお勧めです。私もけっこうやっています。
この手の脳トレゲームはPlayストアでいろいろと出ていますが、このBrainilisは、広告をあまり気にせず遊べるのがいいですね。やたら広告が入ると鬱陶しいですから。
②間違い探し(Gamma Play)
上下の写真で、5つの違いを見つける間違い探しゲームです。こういった間違い探し系も多数のアプリが出ていますが、写真がとても綺麗なのでコレを選びました。クリアすると選べる写真がどんどん増えていきます。
毎回必ず5カ所の間違いがあるのですが、すぐに見つかるものと、よーく見ないと見つからないものがミックスされていて、難しさのバランスが丁度良いです。
ほんの些細な間違いだとどうしても気づけないことがあり、ヒントをもらって間違いを発見したときの「ここだったかぁ~!」って感覚は、けっこう快感ですw
間違えると左下のハートマークが小さくなっていき、3回間違えるとゲームオーバーになるので、適度な緊張感があるのもいいですね。
どうしてもわからない場合は、右下の豆電球をタップするとヒントがもらえます。ヒントをもらうときと、ゲームが終わってメイン画面に戻るときにはCMが入ります。
③漢字ナンクロ
最初に表示されている幾つかの漢字をヒントにして、下から当てはまる漢字を選び、熟語を完成させていくゲームです。
最初は向かって左側の画像のように、3カ所だけ漢字が入っています。この3カ所の漢字をヒントにして、空白のマスに入る漢字を下から選んでいきます。わからない場合は右上の「ヒント」をクリックすると、CMを見たあとにヒントが貰えます。
クリアすると出てきた熟語の一覧が表示され、虫眼鏡のアイコンをタップすると、その熟語の意味が説明されているページへ飛べます。わからない熟語の意味を調べて覚えられるので、これを続けていれば、ボキャブラリーが増えそうです。
どの文字が入るのかを考えるのが楽しく、ノーヒントでクリアできるとけっこう快感です。最初は誰もが知っているような簡単な熟語からスタートして、徐々に難しくなっていきます。
全部で300問あり、40問を超えたあたりからは、私でも難しいなと感じる問題がありました。母親は15問を超えたあたりから悪戦苦闘しているようで、ヒントを使いまくりとのことw
しかも母は1度やった問題を忘れてしまうようで、クリアした問題なのに、1週間後くらいにやるとわからなくなっているそうです。記憶力の低下に落ち込んでもいますが、覚えた熟語をノートに書き込み、漢字の勉強がてら楽しんでやっています。
④リバーシZERO
「 リバーシZERO」は、いわゆるオセロゲームです。AI相手に1人でも遊べますし、友達や家族と対戦することもできます。またオンランで全国の対戦相手と戦うことも可能。AIはレベルが上がるごとに強くなっていくので、なかなかやりごたえがありますよ!
自分のコマが置ける場所は青く光るので、置く場所の目安になり、初心者でも始めやすいと思います。
オセロは単純なルールながら、集中力と先を読む力が必要なので、頭の体操になるゲームといえます。レベルが上がってくると、先を読み戦術を考えながら戦わないと勝てないため、脳が非常に鍛えられている気がします。
ただ母親は「負けると悔しくて気分よく眠れない」とのことで、上のレベルに進もうとしません。これだとあまり脳が鍛えられないかもですねw
高齢者でも楽しめるアプリ・ゲームはたくさんある!
高齢者でも楽しめるアプリ3つとゲーム4つの、計7つをご紹介しました。
どれも実際に69歳の母親が利用しているものですので、ご高齢のかたでもじゅうぶん楽しめるアプリだと思います。しかもこれらのアプリは無料で使えるので、まだやったことのないかたは、ぜひ挑戦してみてください。
これ以外にも脳トレ系のゲームはたくさん出ていますので、ご自分に合ったものを探して、いろいろなものに挑戦してみるのも楽しいと思います。
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楽天モバイルを使ってみての感想や、申込時の注意点などを書いた記事もありますので、よかったら参考にしてください。
スマホを使えるようになると便利だし楽しいので、高齢だからといって諦めずに、ぜひスマホにも挑戦してみてください。69歳の母でも使えているので、きっと大丈夫ですよ!
それでは今日はこのへんで。コノハでした。