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軽自動車40代の保険料を実例付きで紹介|保険料を安くするポイントとは?


3月に新車購入の手続きをし、ちょっとモヤモヤする出来事があったものの、無事に納車をすませました。

□併せて読みたい


車両保険に入っているため、新車へ乗り換えると車両保険の上限金額が増えて、そのぶん保険料が上がります。とりあえずは、上がった分を月割りにした金額の請求がありました。

そしてあと約3カ月で自動車保険の更新なので、車両保険が上がった状態で年間の保険料がいくらになるのか、見積もりを出してもらいました。

私は3年縛りの契約で入っているので、見積もりも1年目・2年目・3年目と、3年分の保険料が出ます。

車両保険の上限金額が増えると、やはり保険料は高くなりますね。それに加えて今までは任意で付けるかどうか選べていた特約が、自動でセットされるようになり、そのことも保険料が高くなってしまった要因です。

今回の記事では私の保険内容を公開しつつ

・人身傷害はいくらにしているか?

・人身傷害に「傷害一時金特約」や「搭乗者傷害特約」は必要か?

・車両保険は「一般」と「エコノミー」のどちらにするべきか?

・車両保険の「免責金額」はいくらに設定すればよいのか?

・車両保険を切るタイミングはいつがいいのか?

・特約はどの程度つけているか?

などの内容について、考えてみたいと思います。この記事を読みながら、どの程度の保険内容が自分にとって妥当なのか、よかったら皆さんも考えてみませんか。

 

 

 

【40代・20等級】軽自動車の保険料はいくら?

これは私が実際に出してもらった見積もりを表にしたものです。

 

保 険 項 目 契約内容
運転者限定
運転者年齢条件
限定なし
35歳以上補償
使用目的 日常・レジャー使用
対人賠償     (1名につき)
対物賠償/免責金額(1事故につき)
無制限
無制限/免責なし
特約 ・対人臨時費用特約
・対歩行者等傷害特約
・対物超過修理費用特約
・不正アクセス/車両の欠陥等による事故の
被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
人身傷害|補償範囲(1名につき) ご契約のお車に搭乗中のみ補償 5,000万円
(無保険車傷害 2億円)
特約 傷害一時金
搭乗者死亡後遺障害 500万円
車両保険 一般保障タイプ
事故1回目 免責なし/2回目以降10万円
車両保険金額 1年目:125万円 
2年目:115万円 3年目:100万円
特約 新車特約
全損時諸費用特約
ロードサービス費用
ロードアシスタントサービス
補償アリ/代車提供型
ご利用いただけます
その他の補償・特約
(セットされる補償・特約名称を表示します)
・運転者年齢条件特約
・車両保険無過失事故特約
・代車補償拡張特約 代車提供型
・継続手続特約
・弁護士費用特約(自動車事故型)

 

この内容での保険料

・1年目 64,180円

・2年目 63,930円

・3年目 63,930円

となります。

これまで乗っていた10年以上経過した車での保険料は
・1年目 49,260円

・2年目 49,150円

・3年目 46,700円

でした。

こうして比べてみると、1年間で15,000円ほど、保険料が上がっているのがわかります。「1年間で15,000円くらい大したことないよ~」と感じる人も多いかと思いますが、貧乏な我が家にとっては痛い出費です。

 

代理店型の自動車保険はやっぱり高い

損害料率保険機構がおこなった調査から算出すると、2019年度の軽自動車の平均保険料は、年間49,637円となります。

私は20等級で35歳以上の年齢制限をつけていますが、それでも10年以上経過したときの保険料が、やっと平均と同じくらいです。

新車に乗り換えた現在の保険料は、軽自動車の平均保険料を大きく上回っています。

20等級で40代の私が平均保険料を上回るのですから、やはり代理店型の保険は高いですね。

高くなる理由の一つは、代理店であるディーラーが手数料を取るからです。

二つ目の理由は、加入している保険会社の「あいおいニッセイ同和」が、以前よりも自動付帯の項目を増やしたからです。

数年前と現在のパンフレットを見比べると、明らかに自動付帯の項目が増えています。

「不正アクセス/車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約」や「心神喪失等による事故の被害者救済費用特約」なんて、以前はパンフレットに載っていませんでしたからね。

この長ったらしい特約が何なのか調べてみました。

□不正アクセス/車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
不正アクセス(ハッキング等)ご契約のお車の欠陥等により人身事故または物損事故が発生した場合で、被保険者に法律上の損害賠償責任がなかったことが確定したときに、被害者を救済するための費用を保険金額を限度にお支払いします。また事故時に発生するさまざまな費用を補償する次の費用保険金をお支払いします。
・権利保全行使費用
・調査折衝費用

 

□心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
ご契約のお車の自動車事故により、人身事故または物損事故が発生した場合で、民放第713条(責任能力)の適用により、当社がご契約のお車の運転者に法律上の損害賠償責任がなかったと認めるときに、被害者を救済するための費用を保険金額を限度にお支払いします。

 

こうして改めて書き出してみても、イマイチ意味がわかりません。ってかさ、「対人・対物」無制限にしてるんだから、こんなわけわからん特約を付けずとも、事故発生のときには補償してくれよって、思うんですけどね。

その他にも

・対物超過修理費用特約

・車両保険無過失事故特約

などが自動付帯となりました。以前は任意だったのに。

そしてさらに保険料を上げるためなのか、運転者の範囲を限定する項目から、「家族限定」が消えました。

このように保険内容を変えることで、ジワジワと保険料を吊り上げる方針のようです。

この4月からあらゆる物が値上げされている中、保険料まで上がってしまうのはなかなかの痛手です。

通販型(ソニー損保・アクサダイレクト・イーデザイン損保など)にすれば、もっと金額が安くなるのはわかっています。

ですが万が一事故ったときにディーラーで保険に入っていれば、保険会社とのやり取りで困りごとが起きたときにディーラーに相談できるし、修理費用の請求はディーラーから保険会社へ直接してもらえるので、楽だし安心だなとの思いがあり、代理店型の保険を選んでいます。

 

 

保険料を安くするポイントとは?

事故を起こさないよう安全運転に務め等級を上げること、年齢制限を付けることは、保険料を安くするうえで基本中の基本です。

ではその他には、どんな点に気をつければ、保険料が安くなるのでしょうか。ここでは保険料を安くするポイントについて考えていきます。

 

人身傷害の金額はいくらに設定するか?

  3千万円まで 3千万~5千万円 5千万円越え 無制限
自家用普通乗用車  43.3%  36.9%  10.5%  9.3%
自家用小型乗用車  49.3%  35.1%  8.5%  7.1%
軽四輪乗用車  55.4%  32.7%  6.2%  5.8%

 

損害保険料率算出機構による自動車保険の概況2019年度の調査によると、人身傷害の設定金額は、上記表の通りです。

普通乗用車・小型乗用車・軽四輪乗用車ともに、人身傷害の金額は、3,000万円までにしている人が1番多いです。軽四輪乗用車では50%以上の人が、3,000万円までという金額を選んでいます。

次に多いのが3,000~5,000万円です。5,000万円以上と無制限の割合はとても少なく、多くの人は3,000~5,000万円の間で、選択していることがわかります。

現在の私のプランですと人身傷害は5,000万円となっており、「傷害一時金特約」と「搭乗者傷害特約」を付けています。

 

□傷害一時金特約
人身傷害保険のお支払い対象となる事故により、ご契約のお車に搭乗中の方などが、傷害を被り入院または通院した場合の補償です。

・治療日数5日未満の場合 1万円
・治療日数5日以上の場合 ケガに応じた金額10万円、30万円、50万円、100万円

 

□搭乗者傷害特約
ご契約のお車に搭乗中の事故により、ご契約のお車に搭乗中の方が死亡した場合、または後遺障害が発生した場合の補償です。1名につき500万円


この「傷害一時金特約」と「搭乗者傷害特約」、自らすすんで付けたのではなく、気がついたら付いていたという感じです。

光回線が使えるようになってからはネットで検索して自分でいろいろ調べるようになりましたが、それまでは情報を得ることが難しく、ディーラーの営業担当が勧めてくるプランのまま、保険に入っていました。

そもそも引きニートの私は、車や保険の契約を、親任せにしていましたしね。

ですが今の私は昔とは違う!!

ブログやWebライターを始めたことで「調べるクセ」がつき、今回はしっかり保険を見直して、8月の更新に備えたいと思っています。

まず人身傷害保険の金額は、4,000万円に減額します。そして「傷害一時金特約」は残しますが、「搭乗者傷害特約」は切ります。

人身傷害保険と搭乗者特約は補償内容が被っているので、なくてもいいと判断しました。

傷害一時金特約も人身傷害保険と補償が被ってはいるのですが、傷害一時金特約のほうは、保険金がおりるのが早いのです。

人身傷害保険は治療費の実費を補償するので、保険金を請求できるのは、治療費の確定後となります。言い換えると、治療が終了しなければ治療費が確定しないので、治療がなかなか終わらない場合、保険金の請求ができません。

いっぽう傷害一時金特約のほうは、ケガの種類によって保険金額が決まっているため、治療が終了せずとも、保険金の請求ができます。

治療中は何かとお金がかかると予想されるため、治療終了前に保険金を請求できる「傷害一時金特約」は、残すことにしました。

人身傷害保険の金額を5,000万円から4,000万円に引き下げ、「搭乗者傷害特約」を切るので、 これにより少し保険料をおさえることができるでしょう。

 

車両保険「一般」と「エコノミー」のどちらにするべき?

損害保険料率算出機構による自動車保険の概況2019年度の調査によると、車両保険の加入率は、55%となっています。

ただし車両保険の加入率は車の種類によってかなり差があり、軽貨物車や営業用乗用車などは、加入利率が低いです。

この調査によると軽乗用車の加入率は60%となっており、車両保険に入る人が半数を超えています。

とはいえ車両保険は保険料の4割ほどを占めるため、つけるかつけないかで、保険料に大きな差がでます。

また車両保険には「一般」と「エコノミー(限定型)」の2タイプがあり、エコノミーのほうが補償範囲がせまいぶん、保険料がお安くなります。

こちらの画像は私が加入している「あいおいニッセイ同和」の車両保険の内容です。

 

赤い線を引いてあるのが「一般」で、青い線を引いてあるのが「限定」です。あいおいニッセイ同和では、エコノミーのことを限定と表現しています。

これを見るとエコノミーでも十分な気はしますが、「もし電柱やガードレールにぶつけたら困るし」などと考えて、結局いつも「一般」のほうを選ぶんですよね。ディーラーも「一般」をおしてきますし。

高齢の母親と車を共有していることもあり、今度の更新時にも私は「一般」で入ると思いますが、保険料を少しでも安くおさえたいかたには、「エコノミー」の選択を推奨します。

ただしあとから必要な補償がうけられず後悔することのないよう、運転頻度や自分のドライバーとしての技量などをよく考えたうえで、決めてくださいね。

 

車両保険の免責金額、設定していますか?

エコノミーを選ぶ以外にも、「免責金額」を設定することで、保険料を下げられます。

免責金額とは車両保険を利用したさいに、契約者側が自分で負担しなければならない、自己負担額のことです。

たとえば免責金額を5万円に設定していたとしましょう。免責金額を5万円に設定し、修理代が20万円かかる事故を起こしてしまった場合、20万円から5万円を引いた15万円が、保険会社から支払われます。

免責金額を高く設定すれば保険会社の負担が少なくてすむので、そのぶん保険料が安くなります。

みなさんは、ご自分の免責金額を把握していますか?

恥ずかしながら私は今までこのことに無頓着で、ディーラー側が提案してきた免責金額を、そのまま設定していました。

私の場合は1回目の事故は0円、2回目以降の事故は10万円という設定です。

1回目の免責金額が0円に設定されているため、1回目から5万円や10万円の免責金額を付けている場合と比べて、保険料が高くなります。

これまで自分で保険のことを考えずディーラー任せにしていたせいで、無駄に保険料を払ってしまったと後悔です。

免責金額を設定すると修理代の一部を自己負担しなければなりませんが、保険を使うと等級が下がり、翌年からの保険料が上がります。

よって修理代が少額ならば保険を使わずに自腹を切ったほうが、結果的に出費をおさえられる場合もあるのです。

ですから免責金額はゼロではなく、5万円か10万円は設定しておいたほうがいいと感じました。

保険会社により違いがあるので一概にはいえませんが、免責金額を1回目・2回目ともに10万円で設定することで、年間で1万円以上も保険料が安くなることがあります。

みんなが免責金額をどれくらいに設定しているのかが気になったので、いろいろなサイトを見て回り、イーデザイン損保さんのHPにて、参考になるデータがありましたので貼っておきます。

出典元:https://www.edsp.co.jp/guide/car/car_012/


こちらのデータを見ると約4割の人が1回目を5万円、2回目以降を10万円で設定していますね。

現在の私と同じく、1回目を0円、2回目を10万円で設定している人は約3割いますので、ディーラー側の提案が不適切だとはいえません。

ですが保険を使うと等級が下がり保険料が上がることを考慮すると、免責金額は1回目から設定しておいたほうがいいと、個人的には思いました。

いくらまでなら自己負担できるのか、等級ダウンとの兼ね合い、自分が事故を起こしやすいかどうかなどをじっくり考えてみてください。

そして免責金額がゼロになっているようなら、そこを5万円ないし10万円にすることで、保険料を節約できますよ。


車両保険をはずすタイミングについて

最初に申し上げておくと、お金持ちでれば、車両保険をつける必要はありません。

たとえば200万円の車が事故で全損したとして、保険に頼らずとも200万円をポンと出し、すぐにまた車を購入できる余裕があるのなら、車両保険は必要ないです。

ですが多くの人はウン十万円・ウン百万円といった大金をすぐに払うのは困難なため、万が一に備えて車両保険に入ります。

ただしお金持ち以外の人でも、車両保険をつけなくていい場合があります。それは、年式の古い車に乗っている場合です。

車両保険は車の時価額をベースにして、補償金額の上限が設定されています。

新車のときが1番価格が高く、そこから年数の経過とともに、価格は下がっていきますよね。

よって古い車ですと補償金額が低くなるため、仮に全損したとして保険料が満額でたとしても、大した金額はもらえません。

私は買い替え前の車を15年近く乗っていました。手元の保険証書を確認してみたところ、最後の3年間の車両保険の金額は、15万円でした。

全損したとしても15万円しかもらえないのですから、車両保険は必要ないといえるでしょう。

車両保険をはずせば保険料がだいぶ下がるので、車両保険の上限額が20万円を切ったあたりで、車両保険をはずせばよかったと後悔しています。

どの程度の金額で車両保険を切るかはその人の考え方や経済状況にもよりますが、個人的な見解としては、10年を超えたら車両保険は切ってもいいのではないかと考えます。


付けている特約を見直してみる

自動車保険をディーラー任せにしてしまっている場合、必要のない特約をつけられている可能性があります。

人によって必要な補償は異なりますので、ディーラー側の提案が必ずしも的確とは限りません。

またディーラー側は保険料が高くなる提案は積極的にしてきますが、安くなる提案はしてこない傾向にあると、これまでのディーラーとのお付き合いを振り返って感じます。

みなさんは、どんな特約をつけているでしょうか?

今まで私は保険もディーラーに丸投げでしたが、今度の契約更新のとき、搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約は切るつもりです。

自動付帯ではずせない特約は仕方がないのでつけておきますが、それ以外で残すのは、代車補償拡張特約と、弁護士費用(自動車事故型)特約だけにします。

これまで保険はディーラーに丸投げで、自分の保険内容を把握していなかったかたは、これを機に保険証書を見てみてください。

そして必要ないと感じる特約をつけられているようなら、それをはずせば保険料の節約になります。

また特約とは違いますが、通勤や通学に使っていないのに、車の使用目的が「通勤・通学使用」になっている場合は要チェック!

車の使用目的を「日常・レジャー使用」に変更すると、保険料が少し安くなりますよ。

 

自動車保険についてまとめ

車両保険をつけている場合、新車に乗り換えると事故のときにもらえる保険金額の上限が上がるため、保険料がガッツリ上がります。

ガッツリ上がった金額を見て、これまでディーラーに丸投げしていた保険を見直し、不必要な特約をはずして、免責金額を1回目から設定することにしました。

あと人身傷害補償の金額を、5,000万円から4,000万円に引き下げます。

保険料が下がるような提案をしてくれるような良心的なディーラーばかりではないので、自分で知識を身につけ、損をしないよう自衛していきましょう。

・人身傷害の金額を見直してみる
・車両保険を一般からエコノミーに変更できるか検討してみる
・車両保険に免責金額の設定を検討してみる
・車両保険をはずすタイミングを考えてみる
・不必要な特約がついていないかチェックしてみる

 

上記の項目を見直すことで、保険料がお安くなる可能性がありますので、「自動車保険高いな~」と思っているかたは、保険証書や保険会社のパンフレットをチェックしてみてください。

ただ大きく保険料を下げるなら、ソニー損保やアクサダイレクトのような通販型に乗り換えるのがいいかと思います。

通販型の事故対応がどうだったのか、生の声を聞いたことがなく不安があるため、私は代理店型を選んでいますが、通販型もかなり気にはなっています。

新車の延長保証に入っていることもあり、5年間はこのままディーラーで保険に入りますが、その後はどうしようかな……。

通販型自動車保険に入っているかたのブログ等ありましたら、ぜひ参考にさせてもらいたいので、情報お待ちしております!(笑)

それでは今日はこへんで。コノハでした。

 

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