だけど生きていく!

独身・無職・引きこもりのダメな私ですがなんとか生きています。生きる意味を見出すために、そして少しでも孤独と貧困から抜け出すために再び書いていきます!

貧困が産んだ悲劇?映画パラサイトは何を伝えたかったのだろう?

 

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出典元:「パラサイト半地下の家族」公式HP

 

ポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』が 、2021年1月8日に、金曜ロードショーにて放送されました。

 

この作品は第92回アカデミー賞で、アジア映画として史上初となる作品賞を受賞のほか、監督賞・脚本・国際長編映画賞の4部門に輝いた話題作です。

 

いろいろな番組で取り上げられており、気になっていた映画でしたので、録画しておき先日やっと鑑賞できました。

 

今回の記事では映画『パラサイト 半地下の家族』のあらすじや感想などを、綴っていこうと思います。

 

『パラサイト 半地下の家族』あらすじ

薄汚れた半地下住宅に住む、貧しいキム一家。キム一家は全員が失業中で、苦しい生活を送っていた。そんなある日、友人の紹介で長男のギウが、IT企業で成功を収めたパク氏の豪邸へ、娘の家庭教師としての面接を受けに行くこととなる。

 

見事面接に受かったギウは、噓八百を並べて、妹のギジョンを息子の家庭教師として雇入れることに成功する。

 

このことに味をしめたキム一家は、更なる嘘と策略を重ねて、父親と母親までもがパク氏の元で働き始めることに。

 

金持ち家族と貧乏家族。対極にある2つの家族の出会いは、やがて想像を超える悲劇へと、発展してしまうのであった。

 

 

『パラサイト 半地下の家族』総合評価

Amazonプライムビデオでの評価は上々で、約4500のレヴューがある中、星4つを獲得しています。

 

ですが私の個人的な星の数は、星3つといった感じでしょうか。前半はコメディっぽい要素が強く、パク氏の奥さんのキャラや、キム一家の策略が見事にハマっていく様子が楽しくて、面白可笑しく見られました。

 

ただ細かい設定が雑だなと感じる点が多々あり、けっこう突っ込みどころは多いです。それでも『コメディ映画』としてならば、そういった雑な部分も笑って見過ごせばいいのかなと。

 

ところがある地点を境に、コメディからサスペンスへと、坂道を転がるかのように話が急展開していきます。その急展開の元となる設定にもいささか無理があるように思えて、見ていて何度か首をかしげました。

 

突っ込みどころ満載でありえない話の流れではあるのですが、映画という架空の物語としては面白いと思います。この先どうなるのかと、見る者をハラハラさせて引き付ける魅力はあると感じました。

 

ただ同じ貧乏な家族を題材とした映画『万引き家族』と比較してしまうと、イマイチだなとは感じます。

 

万引き家族は家族の絆というコンセプトが伝わってくる作品でしたが、この映画のコンセプトがなんなのか、何を伝えたかったのかが、私にはあまり理解できなかったです。

 

けれど良くも悪くも突っ込みどころが多いので、見終わった後に、「あそこはどういう解釈なのかな? ちょっとおかしくない?」などと、あれこれ語り合いたくなる作品ではありました。

 

 

貧乏でも図太く生き抜く姿が印象的

貧乏だと自信がなくなったり自尊心が低くなったりして、必要以上にペコペコして下手に出てしまいそうなイメージがありますが、キム一家はそうじゃない。貧乏でも強気でたくましく生きている。

 

そして図太い!!

 

人の家のWi-Fiを勝手に使っていたり、仕事をもらったピザ屋の店長にたてついてやりあったりと、貧乏でも強くたくましく生きている姿が、私の目にはなんだか素敵に映りました。

 

経歴詐称という大胆な嘘をかまして豪邸に潜り込んでいく様も、図太いからこそできること。キム一家がお金持ちの奥様をまんまと丸め込み、家族を次々と豪邸に寄生させていく過程は、なかなか見ごたえがありました。

 

 

韓国の格差社会を知る

日本も格差社会が広がっていますが、韓国はもっと格差が激しいのかなと、この映画を見て感じました。

 

キム一家の住む半地下と、パク一家の住む豪邸のコントラストは、格差社会をもろに浮き彫りにしていたように思います。

 

パク一家がキャンプに出掛けている間、キム一家は豪邸で束の間の優雅な宴を楽しみます。けれど雨のためキャンプが中止となり、急遽帰宅したパク一家。

 

パク一家の目を盗みなんとか無事に脱出したものの、キム一家の家は半地下ゆえに、家中に水が流れ込み、水浸しになっていました。

 

キム一家の住む家の周辺は粗末な建物が並んでいて、スラム街を彷彿とさせる雰囲気があり、韓国にはあのようなエリアがあるのかなと、少し韓国に対するイメージが変わりました。

 

そして格差社会の象徴として、この映画では『臭い』をフューチャーしいます。臭いを指摘されたことが引き金となり、思いもよらぬ方向へと話が暴走していく後半部分は、格差社会の闇を描いているようで、なんともやるせない気持ちにさせられました。

 

『パラサイト 半地下の家族』はこんな人にお勧め!

アカデミー賞を受賞した作品はとりあえず見ておきたい人

●恋愛映画やアクション映画よりも、社会派やブラックユーモア的な作品が好きな人

韓国映画が好きな人

●ハッピーエンドや勧善懲悪、問題が解決してスッキリとした終わり方よりも、自分でいろいろとその後を想像できる物語を好む人

 

『パラサイト 半地下の家族』はAmazonプライムビデオで視聴できますので、気になったかたはチェックしてみてください。

 

無料で見るなら、U-NEXTの31日間無料トライアルがお勧めです。私は実際に無料トライアルを利用したことがありますが、解約は簡単にできましたし、本当に無料で視聴できます!

 

 

我が家も貧乏だけど、家族全員が失業していないだけまだマシだなと、この映画を見てちょっぴり励まされたような気がします。

 

映画やドラマを見ると、いろいろと考えさせられたり元気をもらったり励まされたりして、心に栄養をもらえるのがいいですよね!

 

それでは今日はこのへんで。コノハでした。

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