スーパー放題から楽天モバイルの自社回線プラン「Rakuten UN Limit」に移行し、約1年半が経過しました。今でも楽天モバイルを使っていますが、昨年の10月から12月の下旬にかけて、自宅にて楽天モバイルの電波が全く入らなくなったことがあります。
今回の記事では、電波が入らなくなり楽天に問いあわせ、再び電波が入るようになった経緯をお話していきます。
電波が入らなくなった理由や問い合わせの方法。楽天側の対応についてや、電波が復活してからのスピード測定の結果などを紹介していますので、同じく電波が入らなくなったかたや、楽天モバイルへの乗り換えを検討しているかたの参考になるかと思います。
よかったら最後まで目を通してみてください。
- 突然電波が入らなくなった理由とは?
- 楽天モバイルに電波改善・調査依頼をしてみた
- 楽天モバイルの自社回線・速度はどれくらいか測定してみた
- 電波が入らない場合の問い合わせ方法について
- 電波が入れば楽天モバイルはやっぱりお得!
- 追記:楽天モバイルが「1GBまでは0円」をやめるので・・・。
突然電波が入らなくなった理由とは?
昨年の10月に入って間もないころ。楽天モバイルの電波が、自宅にて全く入らなくなっていることに気づきます。
「これまでちゃんと電波が入っていたのになぜ?」と不思議に思いながら、電波状況をチェックするため、自宅周辺を車で走ってみました。
その結果、電波が入らないのは我が家を含めたごく一部のエリアだけだとわかります。この話を仕事から帰ってきた弟にしたところ、「うちの会社でも最近、急に電波が入らなくなった場所があるよ」と言っていました。
これまでしっかり入っていた電波が急に入らなくなったのはなぜか?
原因を探るためネットで検索してみると、原因はauとのローミング契約が終了したことだと判明します。
楽天モバイルは自社回線が届かないエリアに対しては、これまでau回線を借りて対応していました。しかし自社回線の整備が進むにつれて、順次au回線の提供を終了し、楽天回線へと切り替えていました。
2021年10月には多くのエリアでau回線の終了がなされており、我が家もこれにあてはまっていたのです。
電波が入らない原因が、必ずしもau回線が終了したことだとは限りませんが、今まで入っていたのに突然入らなくなった場合は、ほぼほぼ原因はau回線の終了です。
参考までに、電波が入らなくなったときの対応策を、楽天モバイルの公式ページより引用しておきます。
・Wi-Fiや機内モードのON/OFF
・モバイルデータ通信のON/OFF
・SIMカードの抜き差し(行う際には必ず電源を切ること)
いちおう上記の項目を試してみて、それでも電波が入らないようなら、auとのローミング契約終了が、原因である可能性は高いでしょう。そうなると自力ではどうにもならないため、楽天モバイルへ問い合わせるしかありません。
auによるローミングサービスから楽天回線への切り替えについて、時期や場所を記載したものが楽天モバイル公式ページにありましたので、参考までに載せておきます。
黄色マーカーを引いた部分に書いてあるように、地下鉄・地下街・トンネル・屋内施設や観光名所などの一部地域は、自社回線へ切り替えたあとでも、ローミングサービスを提供しています。
これは楽天がプラチナバンドを有していないことで、地下やトンネルなど電波の届きにくい場所へ届けることができないため、そこをカバーするための措置でしょう。一応こういった配慮はなされているようです。
楽天モバイルに電波改善・調査依頼をしてみた
楽天モバイルの公式ページに、「2021年10月以降、楽天モバイルをご利用の際、電波が繋がりづらいなどのご不便が生じた場合、大変お手数ですが以下のお問い合わせ先にご連絡いただけますようよろしくお願い申し上げます」とあり、電話番号とお問い合わせフォームが記載されています。
お問い合わせフォームには「楽天モバイルご利用者様用電波改善・調査依頼」と書いてあり、私はそこから楽天モバイルに問い合わせてみました。
そこから幾つかの質問に答えていくと状況を書き込む欄があったので、自宅内と自宅周辺で、10月の上旬くらいから電波が全く入らなくなったことを伝えました。
するとそれから10日ほどして、楽天モバイルからこの件に関するメールが届きます。
最初に届いたのはこちらのメール。
このメールを見てもやはり原因は、パートナー回線であるauとの提携を終了したことだとわかります。
電波状況が安定するまでの間、ドコモ回線を利用できる代用機の貸し出しを行うとも書いてありましたが、自宅にはWi-Fiが飛んでいて代用機を借りるほど困っていたわけではないため、代用機を借りることはしませんでした。
そうして最初のメールが届いてから約2週間後に、2通目のメールが届きます。
このメールの文中に「お客様にご申告いただいたエリア付近の電波状況の改善が2022年1月ごろまでに完了予定でございますので、その際に電波状況に改善がみられると存じます。」とありました。
このメールが届いたのは2021年11月4日で、それから約1カ月半後となる12月28日ごろ、電波状況が改善されました。
「1月ごろまでには」との文言どおり、12月の下旬には、本当に電波が入るようになったのです!
10月から電波が入らなくなり、改善されたのが12月下旬なので、約3カ月の間、自宅周辺では電波が入らなかったことになります。
とはいえ私の住む市内は楽天電波のカバー率が97%を超えていて、通っている病院や行きつけのスーパーやドラッグストアなどでは、電波が入っていました。
私の家は市内の超はじっこにあり、かなりの田舎で人口が少ないです。そのため電波塔の整備がなされておらず、auローミングが終了すると、自宅周辺には電波が入らなくなったのだと思われます。
約3カ月の間、電波が入らなかったことに対しては不満を感じますが、問い合わせに対してきちんと回答をくれたこと、完了予定の期日までに電波を改善してくれたことは、 ありがたく思います。こんな人口の少ない地域を見捨てずに電波改善してくれて、本当にありがたいです。
楽天モバイルについてはネット上で不満の声も多く聞かれますが、今回の対応については、私としてはおおむね満足です。
楽天モバイルの自社回線・速度はどれくらいか測定してみた
12月の下旬に電波が改善されてから、アンテナは常に2~3本立っていて、電波はしっかり届いています。
ただ速度は、曜日や時間帯によって差がありますね。参考までにド田舎である我が家周辺での、スピードテストの結果を貼っておきます。
・上段の左側:平日の12時ごろ
・上段の右側:土曜日の21時ごろ
・下段の左側:平日の15時ごろ
・下段の右側:日曜日の10時ごろ
上記以外にも、何度となくスピード測定をしていますが、総じて上りのほうが遅いです。
Twitter上でも楽天モバイルのスピード測定の結果が出ていましたので、幾つか載せておきます。人によって速度にバラつきがあるのは、やはり時間帯や地域による格差が大きいということでしょうか。
自宅からの楽天モバイル通信速度😳 pic.twitter.com/ihaMeevUzY
— アラさん🐼 (@arasan2021) March 21, 2022
忖度はないようですが、楽天モバイル公式の速度測定、遅すぎる😓#楽天モバイル #スピードテスト pic.twitter.com/ilUEZBybgp
— ルルル@シンプリスト (@rururu_minimal) March 19, 2022
楽天モバイル生活1日目
— ニック (@smplyw) March 19, 2022
使い方
✅You Tube
✅Chrome
✅画像のアップロード
✅楽天PAY
✅LINE
何の不満もなく使えました
速度計測したので貼っておきます#楽天モバイル https://t.co/oQupPTF3T0 pic.twitter.com/udd1Yu1V3f
楽天モバイルどうした?
— \\ぼーの// (@bouno114) March 20, 2022
めっちゃ速度出るじゃん!
安いし早い pic.twitter.com/RVzO0VcQJ9
珠洲の楽天モバイル
— りょーしん 🚵♀🚵💫4/17富山湾岸130km (@Ryoshin555) March 20, 2022
楽天回線エリアやけど速度ヤバ過ぎるやろ pic.twitter.com/qlJHZ6vY1D
投稿者のかたもおっしゃっていますが、最後の下り2.8Mbps/上り0.4Mbpsはヤバいですね。 ここまで遅いと動画の視聴や、メールに容量の大きなファイルを添付した時など、何かと支障が出そうです。
容量の重いゲームなどをやらないにしても、上り下りともに最低でも10Mbpsは出ていないと、使っていてストレスを感じる場面が出てくるんじゃないかな。
電波が入らない場合の問い合わせ方法について
約3カ月待たされはしたものの、私の自宅周辺では、問い合わせたことにより、電波が入るようになりました。
問い合わせれば必ず改善されるのか、どれくらいの期間で対応してくれるのかは定かではありませんが、代用機の貸し出しもありますので、お困りのようでしたらまずは問い合わせてみてください。
どこから問い合わせればいいのかわからないかたもいるかもしれませんので、問い合わせ方法を説明しておきます。
まずは楽天モバイル公式ページへいってください。以下のリンクから飛べます。
ホームページにきたらまず、右上の「メニュー」をクリック。すると以下の画面が出ます。
次に「お客様サポート」をクリック。すると以下の画面が出ます。
ここでは真ん中の枠内に「電波が入らない」と入力してください。すると以下の画面が出ます。
よくある質問がズラリと並んでいるので、その中から「楽天回線・パートナー回線の電波を拾えない。圏外になってしまう場合の対応」をクリック。すると以下の画面が出ます。
次に「通信・エリアに関するお問い合わせ・ご要望」をクリック。すると以下の画面が出ます。
この画面まできたら、あとは画面の指示に従い、選択・入力していけばOKです!
電波が入れば楽天モバイルはやっぱりお得!
3大キャリアに比べて電波の入るエリアや速度にバラつきはありますが、だからこそ、この低価格で出しているのでしょう。
通信品質という点ではまだまだ3大キャリアにかないませんが、楽天ならではの良さもあります。
楽天市場でお買い物をしたときにもらえるポイントが、プラス1倍になります。
②1GBまでの利用なら0円
私は1年間無料の期間を過ぎて4ヵ月経ちましたが、今なお0円で使えています。
③「Rakuten Link」からかければ通話がタダ
特殊な番号を除き、「Rakuten Link」から発信すれば通話料が無料です。ライン通話も無料でかけられますが、ライン通話の場合は、相手もラインアプリを使っていることが条件となります。よって相手がラインを使っていない場合や固定電話の場合には、ライン通話は使えません。そのてん「Rakuten Link」なら、固定電話にもかけられます。
④縛りがない&料金がわかりやすい
楽天モバイルには2年縛りなどの条件はなく、いつでも解約でき、解約料は取られません。また料金プランは使ったギガに応じて料金が決まる「Rakuran UN-Limit」のみです。家族割や光回線とのセット割など複雑な条件もないので、料金がわかりにくいと、悩む心配がありません。
・電波が入らなくなったらどうしたらいいの?
・楽天モバイル安いから乗り換えたいけどなんとなく不安
・iPhoneだと着信しないことがあると聞いたけど実際はどうなの?
このようなかたは、公式ページ右上のメニューから「お客様サポート」へ飛び、気になる事柄を入力してみてください。いろいろな質問に対しての答えが載っていますので、疑問や不安の解消につながるかもしれません。
近ごろいろいろな物が値上がりしていますから、求める通信品質がそこまで高くないのであれば、楽天モバイルは節約の強い味方となるでしょう。
ポイント還元により実質0円、その他1万円以下で入手できる端末もありますので(楽天モバイルを初めてご契約のかたに限ります)、よかったら楽天モバイル公式ページをチェックしてみてください。
それでは今日はこのへんで。コノハでした。
追記:楽天モバイルが「1GBまでは0円」をやめるので・・・。
楽天モバイルが、「1GBまでは0円」を廃止し、3GBまでは1,078円とすることを発表しました。
これにより今後は、1GB以下の使用料であっても、1,078円の料金を払わねばなりません。
私はほとんど家のWi-Fiに繋いでいて、スマホのギガは1ヵ月に1GBも使わないような人なので、楽天モバイルの新しい料金プランだと、「損してる感」が否めません。
「ずー--っと0円で使わせて!!」とまでは言いませんが、3GBまでをひとくくりにして、1,078円にするのはやめてほしかったです。
安さを売りにしていた楽天モバイルなのに、1GB以下の使用料の人からも1,078円とるなんて、もはや安くはありません。
そこで私は、1~2GBのプランがある格安SIM会社を調べました。
いろいろな会社のホームページを見て回り、最終的に3社まで絞り込みました。そして調べた内容をこちらの記事にまとめましたので、興味のあるかたは見てみてください。
私はおそらく、上記の記事に挙げた3社のどれかに、乗り換えると思います。
端末の調子が悪く、そろそろ機種変更しなければならないので、だったら楽天で機種変更するよりも、他へ移ってしまったほうがいいかなと。
ただ事実上の値上げになるのは、2022年11月からの利用分です。
7~8月はこれまで通り0円で使えます。9~10月は料金は取られますが、その料金分を、後ほどポイントバックしてくれます。
よって事実上の値上げは、11月からとなるわけです。
以上、経過報告でした。(2022年6月)