40歳を過ぎた頃からでしょうか。トイレへ行く頻度が徐々に増えていき、今ではおしっこをした1時間後くらいに、また行きたくなることがザラにあります。
寒い時期はさらにおしっこが近くなるため、飲み物を極力飲まないようにしているのですが、水分を取っていないにも関わらず、寒いとすぐに尿意をもよおしてしまうのです。
私はチャットレディという在宅ワークをしており、チャットレディは喋るのが仕事なので喉が渇くのですが、途中でトイレに行きたくなると困るので、極力水分を取らないようにしています。おかげで喉がカラカラになってしまい辛いです。
チャットの時だけでなく、お皿を洗っている時や掃除機をかけている時に急に尿意をもよおすと、きりのいいところまでやってしまいたいのにトイレへ行かなければならなくて、何気にけこうムカつきます。
このムカつく頻尿をなんとかすべく、本を読んでいろいろと改善策を探しました。思いのほかいろいろな方法が出てきたので、その中でも私が続けやすいと思った方法を3つ、ご紹介していきます。
頻尿の定義とは?
正常な排尿の回数は、日中なら3~7回、夜間なら0~1回とされています。これ以上の回数になると、頻尿と判断されるようです。
私は温かい部屋にいて何も飲まなければ2時間くらいは持ちますが、電気代節約のためなるべく暖房器具を使わないようにしているため、寒い状態で家事などをしていることが多いです。
そういった時には下手すると1時間も経たないうちにまた尿意におそわれることもあるため、日によっては7回以上行くことも珍しくありません。よって私は、残念ながら頻尿確定ということになります。
頻尿の原因とは?
1.膀胱への刺激が強いと頻尿になる
何らかの病気が原因で膀胱への刺激が強くなると、頻尿になります。病名としては、膀胱炎・尿道炎・膀胱腫瘍・膀胱結石などが考えられます。
2.排尿が上手くいかないと頻尿になる
排尿が上手くいかなくなり残尿が多くなると、頻尿になります。残尿が多くなる原因としては、前立腺肥大症・前立腺腫瘍などが考えられます。
3.膀胱を支配している神経に障害がおきると頻尿になる
脳梗塞・脳出血・パーキンソン病・脊椎損傷などの病気により、膀胱を支配している神経に異常をきたすと、頻尿になることがあります。
4.尿量が増えると頻尿になる
正常な尿量は1日1000~2000mlですが、水分をたくさんとれば、病気にかかっていなくとも尿量が増え、頻尿になります。ただそれとは別に、糖尿病・腎機能障害・心不全などの病気になると尿量が増え、それに伴い頻尿になる傾向があります。
5.心因性による頻尿
何かの病気にかかっているわけではなくとも、精神的不安や緊張から頻尿になることもあります。心因性による頻尿の場合には、夜間頻尿がないのが特徴です。
6.加齢による頻尿
年齢が上がるにつれて膀胱への血流が低下することで、膀胱の神経が傷ついたり硬くなったりします。それにより膀胱の柔軟性が失われていき、十分に尿を溜めることができなくなってきます。十分に尿を溜めることができないため、しょっちゅう尿意をもよおすことになり、この症状を『過活動膀胱』といいます。
私の場合は夜間の頻尿はないので、5番の『心因性による頻尿』の可能性が高いのかなと、素人考えですが思いました。あと6番の加齢による頻尿もおそらく当てはまっていると思います。頻尿が気になるようになったのは、40を過ぎた頃からなので。
それに加えて父親が糖尿病の気があり食事指導などを受けていて、そのせいなのかはっきりとはわかりませんが、父親も頻尿です。私は父親のほうの遺伝がかなり強いので、もしかしたら私も糖尿病が関係しているかもしれません。
ただもう何年も健康診断を受けていないので、血糖値が高いかどうかとかわからないんですよね。国保の特定健診、行かなきゃいけないのはわかっているのですが、行きたくない気持ちが勝ってしまい、全く行けていません。
生活習慣病が気になる年齢でもあるので、来年こそは検診を受けようと思います。
頻尿に効く体操
頻尿に効く体操は幾つか見つけたのですが、私の独断と偏見で1番効果がありそうだと感じたのが、『骨盤底筋体操』です。
この骨盤底筋体操をやる際に、足指全体で床をつかむようにしながら行うと、さらに効果的とのことです。
テレビを見ながらやったり、寝る時に横になってベッドの上でやったりしてもいいので、これなら無理なく続けることができそうです。
頻尿に効くツボ
足の裏には、全身の器官や臓器に対応する反射区があります。この反射区を押したりもんだりして刺激をすることで、対応場所の不調の改善が見込めます。
頻尿と尿漏れに効く足ツボの揉み方を見つけましたので、ご紹介します。
1.腎臓の反射区をしごいて3秒押す
人差し指の第二関節を曲げて腎臓の反射区にあて、上下にしごきます。腎臓の反射区の中で押すと痛いところ、ジャリジャリするところを見つけて、痛いけど気持ちいいと感じる力で3秒間深く押してください。押したり離したりを2~3回繰り返します。
2.輪尿管の反射区をしごく
腎臓と膀胱を斜めにつなぐラインである輪尿管の反射区を、人差し指の関節で圧をかけながらしごいていきます。腎臓から膀胱の反射区に向けて、一方向で流してください。
3.膀胱の反射区を10秒押す
膀胱の反射区の中を人差し指の関節で、痛気持ちいいと感じるところまで押します。お尻の穴を締めて息を吸い、息をゆっくりと吐くのに合わせて10秒間深く押し、息を吐ききったらお尻を締める力もぬきます。押す位置を少しずつずらしながら反射区全体を刺激して、最後にお尻の穴を締めます。
4.尿道の反射区をしごく
土踏まず(かかと寄り)から内くるぶしの後ろ側にかけてある尿道の反射区(黄色い矢印の部分)を、親指の腹でしごきます。膀胱の反射区である土踏まずからアキレス腱に向かって、老廃物を押し出すように圧をかけながら親指を滑らせます。これを2~3繰り返してください。
頻尿や尿漏れは不安やストレスが原因の場合も少なくないので、ゆったりと深く呼吸をしながらリラックスした状態で、押したり揉んだりしてください。片足につき5分、両足で10分を目安に、できるだけ毎日行うのが効果的とのことでした。
頻尿に効くサプリメント
頻尿など尿の悩みに関する情報が載った雑誌を見ていた時に、『クランベリー』が膀胱炎などに効くと書いてあり気になったので、クランベリーが手軽に取れるサプリメントがないか探してみたところ、こちらの商品を見つけました。
『40代からの女性サプリ』『トイレの対策に』との文字が書かれており、私にピッタリかも? と心惹かれるものがあったので、試しに購入してみました。
クランベリーエキス以外にも、大豆イソフラボンや6種類の和漢植物が配合されていて、お肌や体にも良さそうだしお値段もお手頃なので、しばらく続けてみます!
頻尿対策まとめ
体操も足ツボもサプリメントも、始めてからまだ4日しか経っていないので効果のほどは定かではありませんが、何もしないでいてこのままどんどん頻尿がひどくなってしまったら、それこそ生活に支障が出てしまうので、根気よく続けてみます。
母親と一緒に買い物に行った時、70間近の母親よりも私のほうがいつもトイレが近くて、お店についてすぐトイレ。イオンの食品売り場は暖房があまりきいておらず寒いため、買い物中にまたトイレ。
車の中でしたくなると困るため、買い物が終わって帰りがけにもトイレに寄っていきます。しょっちゅうトイレへ行く私に、母は薄ら笑いを浮かべながら「大変だねぇ~。更年期障害なんじゃないの?」などと言ってからかってきます。
これ以上からかわれないためにも、なんとか頻尿を克服しなければ!
ズボラな私ではありますが、体操も足ツボも隙間時間にちゃちゃっとできるものなので、おそらく続けられると思います。
成果が出たらブログにて報告しますので、良い結果報告ができるよう頑張ります!
それでは今日はこのへんで。コノハでした。